木島平村役場で先月26日、「家族経営協定」の調印式が行われ、1組の家族が調印を交わした。
家族単位で農業を営む経営体において、経営方針や役割分担、働きやすい就業環境などについて、経営主と後継者・配偶者とで十分な協議をもつことを定めるもの。経営主だけでなく、配偶者や後継者などが意欲とやりがいをもって、主体的に経営に参画できる、魅力的な農業経営を目指す取り組みで、あいまいになりがちな家族経営における生活と、経営との境目を明確にする。
同日は米農家の森育水さん(68)と妻のみどりさん(65)、息子の悟さん...