飯山市長選出馬表明の新家智裕さん 後援会設立総会で政策表明
「つなぐ」キーワードに
10月23日投開票の飯山市長選挙への立候補を表明した前市副市長新家智裕さんの後援会が設立され、20日、関係者など約80人が出席して設立総会が開かれた。
後援会長には長瀬哲さんが就任。同日の設立総会で長瀬さんは「足立市政は説明責任・実行責任・結果責任を果たしてきた。その3期目を支えてきたのは新家さんだ」とし、「新家さんは基盤・カバンは殆どない、小さな看板が有るのみ。市民目線で物ごとを見ることができ、庶民感覚を十分にもっている。知名度低く、顔が知られていない点が心配だが、発想を変えれば、今後は広がっていくのみ。後援会、地元、同級生など多くの人の力が必要。新家さんがさらなる力を付け、市民のために働くことが出来るよう、皆さんのお力添えをお願いしたい。一枚岩として皆さんととともに頑張り抜く覚悟だ」とあいさつした。
新家さんは「飯山の人は時代の変化に必要な、モノを作り出す能力に秀でている。その能力を発揮出来る市政が大切と感じている。私は飯山をもっと元気に、にぎやかにし、市民一人ひとりの夢や希望が確実に叶えられるような市政を、市民の皆さんとつくっていく」と意気込みを語った。そして、最重要と位置付ける6つの施策を発表し、「厳しい状況だが、この戦いに勝利するためには皆様の全面的な支援をお願いしたい」―と要請した。
同日、新家さんのあいさつの中で発表された施策は、「つなぐ」をキーワードに、「安心を未来へつなぐ~安心して心豊かに住み続けられるいいやまづくり~」をキャッチフレーズとする▽夢や希望を未来へつなぐ幼・保・小・中学校給食の無償化▽国・県とつなぐ防災減災対策促進のため新たなインフラ事業推進室を設置▽経済の飛躍へとつなぐ旧城南中学校地区を活用した新産業エリア創出▽伝統をつなぎ技術をつなぐ人材育成のため大学生等奨学金制度をつくり、飯山の魅力を発信▽命をつなぎ健康をつなぐ子どもからお年寄りまでの健康増進プログラムを作成し、健康長寿のまちをつくる▽人をつなぎ心をつなぎ地域をつなぐ市内全区の懇談会を実施し、市民の声を市政に反映―の、6つ。