コミュニティー催事として

7年に一度の北信濃の盛儀と言われる御開帳行事を取材した。ことしは期間を広げて、拝観の機会を多くしている。その初日の稚児行列。100人を超える子どもたちが参道を練り歩いた。真夏を思わせる暑い日で、それでも多くの参拝客でごった返す様に、今に受け継がれる伝統催事の存在の大きさを知った。

昨年5月、インフルエンザ並みの類型になった新型コロナウイルス感染症。それまでの多くの催事が途絶えさせられた。そして、アフターコロナ。コロナ禍以前の状態に戻そうとされるのは、本格的にはことしか。

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