飯山市は14日、市内のクマの出没状況と対応策について明らかにした。ことし10月14日、柳原上新田地籍の山林でくくり罠にかかったクマに襲われたと見られる男性が死亡した、悲惨な事案が発生した同市。
経済部農林課の発表ではことし、4月から11月10日までの間に、目撃や足跡、爪痕などの痕跡に基づいたクマの出没情報が147件あった。昨年度は年間で78件で、約1・9倍の急増。6月から増加し、10月には36件と最多に。
市では今後の有害鳥獣対策として、有害鳥獣対策の従事者に、安全確保のための「熊撃退スプレー...