ぶらり広場のお旅舎で飯山祇園祭

お天王さんと子ども神輿を前に伝統の神事が行われた
お天王さんと子ども神輿を前に伝統の神事が行われた

北信濃路に本格的な夏の訪れを告げる風物詩行事、飯山市飯山の「飯山祗園祭」が8・9の両日、行われた。

戦国時代末期、上杉謙信治世下の時代から440年余の伝統がある大神輿(みこし・おてんのさん)。コロナ禍で2年出御せず、昨年、3年ぶりに本町ぶらり広場に設営されたお旅社に着座した。コロナ禍の終息が見えず、担ぎ手の確保などに課題がある中で、ことしもお天王さんの町内巡行は行わず、お旅舎で各種神事が行われた。

天正10(1582)年、飯山城代となった岩井信能が、当時、柳原南条にあった天王社の神輿を...

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