来春高卒予定者の雇用情勢 就職内定率は79・6%に

飯山公共職業安定所は先月28日、ことし9月末現在における、来年3月高校新卒者の雇用情勢を発表した。今年度の新規高卒者の採用選考は9月5日から推薦開始、同月16日から選考・採用内定が始まっている。

飯山所が受理した管内事業所からの求人数は214人で、前年同期に比べ28人(15・1%)増加。このうち、産業別では「製造業」が83人で全体の38・8%を占めており、次いで「建設業」が72人で33・6%を占めている。職業別で見ると「生産工程・労務」が94人で全体の43・9%を占めており、次いで「専門・技術、管理」が40人で18・7%となっている。

管内の5つの高校(特別支援学校を含む)からの求職者数は93人で前年同期より6人(6・1%)減少。求人倍率は2・30倍となり、前年同期を0・42ポイント上回った。

就職内定者数は74人で前年同期より2人(2・6%)減少、就職内定率は79・6%となり、前年同期と比べ2・8ポイント上回った。