飯山市長選出馬表明の江沢岸生さん 10項目の政策発表

本気で聞く 本気で語る 本気でやる!

江沢岸生さん
江沢岸生さん

任期満了に伴って今秋行われる飯山市長選に出馬を表明している、元市議の江沢岸生さん(68)=無所属新・太田瀬木=は20日、政策を発表した。

「本気で聞く、本気で語る、本気でやる!」をスローガンに、「107の区(字町・集落)に、集落支援員を配置し、元気な区、元気な飯山市に変える」など、10項目にわたる政策を明らかにした。同日は当初、後援会の事務所開きも予定していたが、コロナ禍で急きょ延期した。

政策は「今ある地域を元気にしていきたい」とし、集落支援員や地域おこし協力隊員を活用した活性化策で地域を元気に―と訴える。

国の交付税、補助制度を活用し、市内107区全てに集落支援員を配置、地域産業の活性化や、冬の除雪など地域課題との取り組みにも向けて、地域おこし協力隊員を任期中に60人以上に増やす―など施策を組み合わせ、社会人口を増加させる。

豪雪を含めた災害対策では、除雪困難世帯の雪下ろし支援拡充で3人1チームの除雪救助隊10チームをつくり、今冬に実証実験すること、特別職の危機管理防災監の設置などを、医療・福祉では産婦人科医・小児科医の招聘、18歳までの医療費完全無料化など、商工業関係では地域中小企業振興条例の制定など、農業では大規模農家育成などを訴える。

このほか▽副市長の2人制、1人は女性▽下高井農林高の存続▽JR飯山線の存続―など表明した。