12日・栄村防災の日で関連行事 講演会や訓練通し防災・減災を考えて
栄村の「栄村防災の日」に合わせた関連行事が11・12の両日、同村で行われた。震災の記憶から教訓を引き継ぎ、減災・防災への意識を新たにした。
2011年3月12日未明発生した県北部地震から12年目。翌年から続けられてきた「復興灯明祭」も一昨年、10年の節目をひと区切りとして幕を下ろした。そんな中、地震の記憶を風化させたくない―と、村は昨年3月10日、毎年3月12日を「震災を忘れない栄村防災の日」と定め、この日に合わせて防災体制の点検や防災教育の充実などに取り組んでいく―とした。
「防災の日」制定から1年となったことし、11日には、「防災教育講演会」が、12日には「冬山遭難救助合同訓練」がそれぞれ、関連行事として行われ、防災・減災への意識を新たにしたり、各組織の連携強化などが図られた。