「スマート申告しませんか?」中野自校の教習車などによるステッカー広報始まる

「スマート申告」呼びかける10年目の広報活動が
「スマート申告」呼びかける10年目の広報活動が

来月から始まる確定申告期間に先立ち、㈱中野自動車学校(山田彰一社長)所有の教習車や送迎車を利用して確定申告・納税を呼びかける「ステッカー広報」が始まり、25日、同校で出発式が行われた。

恒例となっているこのステッカー広報は、同校と信濃中野税務署(松本守幸署長)、同署管内青色申告会連合会(山﨑育雄会長)、信濃中野間税会(望月誠一会長)の共催で毎年行われているもの。ことしで10年目となる。同自動車学校が所有する教習車・送迎車合わせて53台に広報用ステッカーを貼り、スマートフォンを活用した確定申告「スマート申告」を呼びかける。

同日の出発式では、松本署長が「まだまだ続くコロナ禍の中、自宅から安心して申告できる、スマホによるe―Tax、スマート申告を特に勧めて行きたい」とあいさつ。また、10年間にわたる広報活動への協力に対し、中野自動車学校に感謝状を贈った。感謝状を受け取った山田社長は「あっという間の10年。少しでもお役に立てたものだと思っている」と、返礼した。

その後、主催者から同校教官らに、「スマホ×確定申告スマート申告しませんか?」と記された広報ステッカーが手渡され、教習車のリアウィンドウに貼られ、「出発申告!」の掛け声で発進、広報活動が始まった。確定申告・納期限の3月15日まで続けられる。