長野県反核・平和の火リレー飯山市に

核兵器禁止条約への署名を

平和の火の思いが引き継がれて
平和の火の思いが引き継がれて

語り継ごう走り続けようヒロシマ・ナガサキ・オキナワの心を―。ことしで35回目を数える「長野県反核・平和の火リレー」は先月22日、飯山市役所に到着し、玄関前で非核3原則に基づく非核法制定の政府への要請などを訴えた。

県労組会議青年女性連絡会などで構成する長野県平和友好祭実行委員会が呼びかけ、実施しているもので、7月13日の松本から大北~長野~北信のコースで同日、飯山市に入った。今月10日、上伊那で完走する。

飯山市職員労組メンバーらが走った同日の反核・平和の火リレー。市役所玄関では小嶋英治執行委員長や鈴木靖史総務部長らが出迎え=写真=、平和の火に込められた思いを引き継いだ。

リレー隊からは▽核兵器禁止条約への早期署名・批准▽憲法9条擁護、安全保障関連法廃止▽日米地位協定の抜本的改定▽原発再稼働中止、全ての原発廃炉―などを政府に要請するメッセージが伝達され、市からは足立正則市長名の「我が国は戦争による唯一の被爆国であることを決して忘れてはならず、その惨禍を繰り返すことのないよう、学びを継承し、平和の尊さ、命の大切さを後世に語り継いでいかなければならない」などとするメッセージが贈られた。