夏至の花

「花あふひ低きはすでに夕日影」(宮田重雄)。葵には種類が多く、立葵のことを葵という場合が多いという。円柱状の茎上の各葉腋に大型の単弁、重弁花を順次に開き上り、梢に至って長い花穂を成す―とか。

コケコッコと言えず、トテトットと言っていたことを思い出す。

21日は夏至。早くもその数日後から昼間がだんだん短くなってゆく。蒸し暑くてかったるい日が続く。全国各地で地震だ大雨だという話。立ち葵にはスカッとした夏の青空が似合う。