稲架と花

山間田などに多く見る稲架。稲掛とも書くらしいが、「はぜ」とも「はざ」ともいうと聞く。かつて東北を旅行した際、丸太棒に稲を何段にも巻き付けた、稲干しの工夫を見た。所変われば農法も異なるのだろう。

実りの秋、穫り入れの秋である。まだ黄金色のままの田、刈り取りの農機が動き回る田、幾条もの煙が立ち上る田。彼岸花が、稲架が似合う田を見つけた。家族総出と思われる風景に、農の営みの喜びと大変さを垣間見る。8日は「寒露」。23日は「霜降」という。