いつも見慣れている風景がない。これも風物詩と言えるのかどうか。昨冬は手前の堤防高を超えるほどの排雪の山となった、千曲川河川敷の排雪場。
17日昼過ぎに傍らの国道を走っていたら何もない。千曲川べりが少し斜めに盛り上がっているだけで大半はほぼ平ら。端っこに重機が1台、所在なさげにいただけ。風物詩と捉えることに抵抗はある。寡雪にも悲喜こもごもの思いがある。雪がこのままのはずはない。不安と安堵が交錯する睦月中ごろである。