下高井農林高 「富倉そば」の手打ち体験

中条さん(向かって左端)に教わりながら「富倉そば」に挑戦する高校生
中条さん(向かって左端)に教わりながら「富倉そば」に挑戦する高校生

そば部で作った「雪室熟成そば」と、オヤマボクチをつなぎに使う、「富倉そば」の手打ち体験が16日、下高井農林高校で行われた。

小麦が穫れない地で、暮らしの知恵ともしてオヤマボクチをつなぎにして創案された富倉そば。この地の伝統の食文化を伝える郷土食の1つだが、高齢化などで打ち手が減少し、オヤマボクチも確保難になっていることなどから、一時、「幻のそば」化する状況にあった。

が、伝統を受け継ぐ後継者が現れ、オヤマボクチも栽培されるようになって、再びその存在がクローズアップされている。

同日...

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