長野県議選飯山市・下水内郡区 現職・新人の対決で20年ぶりの選挙

第20回統一地方選挙前半の長野県議選(定数57)は、先月31日告示され、飯山市・下水内郡区(定数1)に、現職で6選を目指す宮本衡司さん(71)=自民・飯山市飯山田町=と、前飯山市議の新人、高山恒夫さん(67)=無所属・飯山市瑞穂中組=の2人が立候補を届け出た。同選挙区では2003年以来20年ぶりの選挙となった。中野市・下高井郡区ではいずれも現職の小林東一郎さん(64)=無所属・中野市間山=と丸山栄一さん(67)=自民・中野市安源寺=の2人が、連続して2回目の無投票当選を果たし、6選を決めた=いずれも届け出順=。

人口の減少が止まない―という永年の課題に向けて、子育て支援や医療・福祉・教育の拡充、糧となる産業の振興、雪害を含めた災害で命が、日常の暮らしが奪われることのない、安全で安心できる環境の整備―など「定住したい」と思われる条件整備が渇望される。飯山市の4日までの期日前投票は1299人で、昨秋市長選の同期間比約60%。