いいやま菜の花まつり5月3~5日 4年ぶり ほぼコロナ前に

多くの観光・行楽客、市民らでにぎわった2019年の菜の花公園
多くの観光・行楽客、市民らでにぎわった2019年の菜の花公園

菜の花渡し船は中止、ステージイベントも縮小するが、朧月夜音楽祭、菜の花商店街などは復活する、ほぼ従前のいいやま菜の花まつりが5月3~5日に4年ぶり開催される。

―素朴で親しみのある菜の花を、菜の花公園を中心に市内全域に咲かせ、日本の春の原風景「残雪・菜の花・千曲川」が残る飯山の素晴らしい景観を全国にPRし、定着させることで、地域の活性化と飯山市の発展に寄与する―。

ことしの第40回いいやま菜の花まつりは▽新型コロナウイルス感染症対策の規制が緩和されてきていること、地域経済の活性化に寄与するための菜の花商店街、屋台を出店する▽菜の花を楽しむ時間をより有意義にするため、1日1つ程度のイベントを行う▽新型コロナウイルス感染症感染防止安全対策計画を策定し、実施する▽公園の閉鎖を含めた利用制限などについては市が発出する方針に従う―を基本方針とする。

主催はいいやま菜の花まつり実行委員会(高沢勇一委員長)で、地区関係団体、信州いいやま観光局、JA、観光協会、商工会議所などで構成する。

予定されるイベントは開会セレモニー、朧月夜音楽祭、菜の花商店街・屋台出店、野点―などで、JR飯山駅と会場を結ぶ周遊バスが運行される。