[木島平村長選] 丸山邦久さん2度めの出馬へ政策発表

丸山邦久さん
丸山邦久さん

任期満了に伴い今月31日告示、2月5日投開票の日程で執行される木島平村長選で9日、新人で村議(1期)の丸山邦久さん(67)=無所属、山口=が、本紙の取材に立候補する意向を表明した。東京理科大理工学部卒で、酒類・食品販売業などを営む。前回2019年に続いて2回目の村長選出馬。

丸山さんは現村政を「主体性がなく、秘密主義」と指摘、現職の3選出馬表明に「このままではいけない」「志の高い村づくりを進めたい」と、出馬を決意したという。村長選出馬に際して「活気にあふれた、ワクワクする村づくり」をスローガンに、創業支援や企業誘致、農産物加工など、空き家対策にも連動する産業振興・就労対策や、「この村で子どもを育てたい」と思われる教育環境の整備、20~50歳代の村の担い手育成、学校給食費の無料化、大塚・中村地区の渇水期水不足の解消、電動車への補助制度―など訴える。

また、懸案の「ファームス木島平」について「真に必要なのか―という論議から検討し直す必要がある」とする。