飯山市飯山の正受庵で7日、飯山市和紙研究会(弓削照孝会長・会員14人)による障子の張り替え作業が行われた。会員らが時間をかけて制作した手漉き和紙を障子戸に張った。
同会は2000年に発足して以降、正受庵本堂の障子張り替えを重要な事業に位置付け、2002年から2~3年に一度、同会で作った手漉き和紙を使った張り替え作業を続けている。
同会では和紙の原料となるコウゾの栽培から手漉きまで、昔ながらの和紙作りを実践。中でも障子紙に使う和紙は、ほとんど薬品を使わずに手作業で細かな不純物を取り除いたものを使用...