真夏日続いて10歳代以下・70歳代以上の熱中症」増加
7月に入り、北信濃地域は15日以降31日まで連続17日間、最高気温30度以上の真夏日が続き、岳北消防本部のまとめでは熱中症と診断された人が37人いたことが、本紙の取材でわかった。
ことし5月5日に熱中症の疑いで搬送した件を含め、31日までに熱中症で搬送したのは、昨年同期より4人多い37人。男性26人、女性11人で、市村別では飯山市が16人、木島平村2人、野沢温泉村5人、栄村3人、管外11人。
年齢別では10歳以下が2人、10歳代が8人、20~40歳代が5人、50・60歳代が3人、70歳以上が19人で、うち90歳代が4人いた。傷病の程度は軽症が23人、中等症が14人。重症者・死者はいない。
10歳代以下は屋外での、運動に起因すると思われる例が多いが、高齢者の場合、農作業など屋外労働に起因すると思われるもののほか、屋内での症例もあり、要因は断定できない。