いいやま湯滝温泉千曲河畔に開業して30年 「寄席」など記念イベントが

市民憩いの場として、誘客拠点として機能する湯滝温泉
市民憩いの場として、誘客拠点として機能する湯滝温泉

平成4(1992)年12月6日、当時の飯山市振興公社が、市民の健康増進と高齢者福祉の充実、通年誘客体制の整備などを期して、同市岡山上境の千曲川河畔にオープンさせた「いいやま湯滝温泉」。

信州いいやま観光局は、いいやま湯滝温泉開業30周年を記念するイベントを、この13日から6月30日まで開催する。期間中、同市ふるさと館の協力で「いいやま今昔写真展」を開催するほか▽空くじなしの抽選会(5月26・27日。6月16・17日=午後1時~・先着30人)▽わら細工体験(6月11・18日。無料・先着8人)▽中野市落語研究会による「ゆたき寄席」(6月10日。無料・限定60人)―が企画されている。

期間中、「みゆきポーク味噌豚丼」「紫米笹ずし定食」など、往年の食堂人気プランの期間限定の復活なども実施される予定という。

「いいやま湯滝温泉」は市が民間から採湯権を買い取り、振興公社が安定的就業機会確保対策事業で全国競馬畜産振興会の補助を導入して施設を建設し、経営・管理した、初の公営温泉。眺望の良さなどから、市民の憩いの場などとして利用されている。