キバナカタクリが告げる北信濃の春 ことしも飯山市太田の民家で

本格的な春の訪れを告げる黄色い花が
本格的な春の訪れを告げる黄色い花が

飯山市太田小境の民家で、ことしもキバナカタクリの花が咲いた。アメリカ・カナダの亜高山帯に分布する花で、日本には観賞用に持ち込まれたという。

平成10年に県内の高遠からもらい受け、庭で育ててきた。当初、30株ほどあったが、ネズミに地茎を食べられ、今では10株弱に減少。それでも槇の大木の下でことしも鮮やかな黄色い花を咲かせ、北信濃に本格的な春の訪れを告げた。