来春の県議選飯山市・下水内郡区 宮本衡司さん(現職5期)が出馬表明
来春行われる県議選に向けて、飯山市・下水内郡区(定数1)で先月27日、現職の宮本衡司さん(70)=飯山市飯山=が、出馬表明した。
同日、市内で開かれた後援会役員総会で提案された出馬要請を全員一致で承認、宮本さんの出馬表明となった。総会後の本紙などの取材に宮本さんは「やり残した課題が山積している」と語り、国や県と連携した防災体制の構築、観光・農業など産業振興にもつながる、広域レベルの生活インフラ整備―などと取り組む考えを明らかにした。
宮本さんは2003(平成15)年の県議選に初出馬して初当選。2期目から連続4期無投票で5選。ことし3月まで県議会議長を務めた。今回6選出馬に際して、当初からの「地域の希(ねが)いを県政に!」の政策スローガンを掲げる。
農村集落の活性化、克雪住宅普及、日赤存続―など含めて、県議選に臨む政策を後日、改めて明らかにする。
同選挙区ではことし8月、飯山市議(3期)の高山恒夫さん(67)=瑞穂中組=が出馬を表明しており、20年ぶりの選挙となる様相を濃くしている。