江沢さん政策発表会 水害恐れることない暮らしを

江沢岸生さん
江沢岸生さん

任期満了に伴い10月16日告示、23日投開票の日程で行われる飯山市長選に出馬を表明している江沢岸生さん(68)=無所属新、太田瀬木=は、11日開いた「飯山市を元気にする会」政策発表会で、11項目からなる政策を訴えた。

「本気で聞く、本気で語る、本気でやる!」をスローガンに、最重要施策として「河川の氾濫や、水害を恐れる必要がない飯山市民の暮らしを必ず実現する」を掲げる。

「107全区に集落支援員を配置し、元気な区、飯山市に変える」を冒頭に▽地域おこし協力隊員を任期中に60人以上に増やす▽社会人口増(農村型地域運営組織~農村RMO制度の推進など)▽除雪困難世帯の雪下ろし支援拡充(除雪救助隊の実証実験など)▽医療・福祉の充実(産婦人科医・小児科医などの招聘、18歳までの医療費完全無料化など)▽災害、原発事故対策の万全を期し、緊急時には市民の命を守ることを第一に「避難指示」等を発令する▽出産、子育てしやすい飯山市に(小中学生の給食費無料化、出産特別給付金の増額など)▽観光振興にも結びつくスポーツ・芸術・文化・歴史・伝統行事を生かした、魅力ある飯山市を(芝生の公式野球場・サッカー場整備など)▽地域中小企業振興条例制定▽大規模農家育成と家族農業を守る―など掲げ、下高井農林高・飯山日赤・JR飯山線の存続、女性が活躍する飯山市を―など訴える。