命ある総てにとって永遠に安住の地となすことを

飯山市天神堂天満宮境内 子供達と共に40年目の畜魂祭

畜魂碑に知る水害の記憶

水の学習で訪れた小学生も参列して被災40年目の畜魂祭が
水の学習で訪れた小学生も参列して被災40年目の畜魂祭が

―(前略)再びこの苦しみと悲しみを繰り返すことなく、命ある総てにとって永遠に安住の地となすことを霊前に誓った―。昭和57年の台風18号による木島水害の記憶を刻む、飯山市木島天神堂の天満宮境内に建つ「畜魂碑」で、13日、地域の子どもたちも参加して、40年目の畜魂祭が行われた。

40年前の同月同日、台風豪雨で増水した千曲川に流れを阻まれた樽川が逆流、破堤して木島の根越などを除くほぼ全域を泥海に化した。そして、家族同様だった牛203頭の命が奪われた。「畜魂碑」はその慰霊と...

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