飯山市小菅の柱松柴燈神事―「天下太平」に世界平和を

ボラ学生が見た3年に1度の奇祭

先に尾花に火がついた「上」の柱松。天下太平の神託が…
先に尾花に火がついた「上」の柱松。天下太平の神託が…

3年に1度の天下の奇祭ともいわれる、飯山市瑞穂小菅の「柱松柴燈神事」(小菅の松子)が17日、講堂前祭式場で行われ、先に「上(かみ)」の柱松の「尾花」に火が点いて柱松が倒され「天下太平」の神託が下された。

国重要無形民俗文化財にも指定されている同所の柱松柴燈神事は、「五穀豊穣」、

「天下太平」を占うもので、豊作祈願に併せて修験者が行った験比べが今に伝えられたといわれている。山伏たちの真言護摩修法の1行事を今に伝える芸能文化財として、貴重なものとされる。

同日午後3時過ぎごろ...

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