「いいやま灯篭まつり」8月11日に

『静』の部中心に癒やしの空間演出

いいやま灯篭まつり、2019年の様子
いいやま灯篭まつり、2019年の様子

―3年の時を経て、そぞろ歩きをしてみませんか―。

新型コロナウイルス感染症の影響により、中止が続いていた「いいやま灯篭まつり」が、3年ぶりに開催される。このほど、実行委員会による実施要項が発表された。

開催日は8月11日(木・祝)。市の伝統的工芸品・内山紙を使用した灯篭を灯し、市民参加型のイベント開催によりにぎわい創出、交流人口の増、地域活性化を図ろう―というのが主旨。これまで「静」と「動」の2部制で、「動」の部ではダンスなどの催しでにぎわいを創出してきたが、続くコロナ禍の中、感染防止の観点から、「動」の部は実施しない。

本町商店街を歩行者天国として、「静」の部を中心に、灯篭による癒やしの空間を演出する。

これまで、将来への夢や全国各地の災害復興の祈りなど込めてきた、子どもたちや市民らによる「絆プロジェクト」では今回、新型コロナの終息や、ウクライナの平和も祈願し、飯山から連帯のメッセージを発信する―としている。

また、JR飯山駅では8月6~21日の期間、構内の空間灯篭演出が実施される。