本町ぶらり広場 商品も多彩に六斎市開幕
飯山市飯山本町商店街ぶらり広場を会場に、毎月6のつく日に開かれる恒例の「六斎市」がことしも始まった。16日の初日は多くの出店者・買い物客らでにぎわいを見せていた。
かつて、江戸時代中期には開かれていたと伝わる本町の「六斎市」を、本町商店街協同組合(滝澤博信理事長)が復活させて16年目。お年寄りを中心に、買い物や交流の場として、にぎわいを創出してきた。コロナ禍の中でも、出店者にマスク・フェイスガードの着用を義務付けたり、開催時期を遅らせたり、周知を抑制して密となる状況を避けるなど、感染対策を講じながら続けられてきた。
ことしもまた、感染対策を講じながらのスタート。感染警戒レベルが引き下げられたこともあり、13店が出店した初日は、多くの人出でにぎわいを見せていた。惣菜や旬の野菜、ネマガリダケ、古着や手作りアクセサリーなど、多様な商品が並び、出店者と談笑しながら買い物をする地域住民らの姿が見られた。
滝澤理事長は「市民の皆さんの元気な顔が見られて嬉しい」と破顔。「出店者の皆さんに地元の特産を出していただくことが、にぎわい創出につながる。買い物する皆さんには、(感染対策で)その場で食べることはできないが、夕食のおかずにしてもらえればいい」と話した。
今年度の六斎市は11月6日までの期間、毎月6のつく日(6・16・26日)に開催される予定。時間は午後3時30分~5時。出店者も随時募集し、1度限りでも可。出店の問い合わせはふるさと弁当(℡63・2970)まで。