「梅雨出水鳥飼はれて遊びをり」(石川桂郎)。梅雨のイメージ通り、ジメジメというか、はっきりしない日が続く。ただ、大雨が来なければいい。
滅入っていても仕方ないから、この時期らしい風景を探す。「あの、いつものパラソル吊り下げたかい?」。時期が早かったり、遅かったりして中途半端な花たちに未練を残しながら、この時期定番の雨傘ブースへ。確か「雨に唄えば」なんて歌があった。梅雨とは異なるイメージの雨傘ストリートを歩いた。