ことしも2羽のヒナが…常盤・フクロウの巣箱に
飯山市常盤のKさんから「ことしもフクロウのヒナがかえったよ」と連絡をいただいた。
Kさんは3年前、畑を荒らすネズミの駆除のため、フクロウを呼び寄せよう―と、自宅近くの林に巣箱を設置。その年の春から毎年、春が近づくと親フクロウが巣箱に入って卵を産み、春の大型連休が終わるころにはヒナが育って巣立っていくという。
「毎年、決まって2羽のヒナが入っているんだ」とKさん。この時期の巣箱観察が1年の楽しみともなっている。
暖冬だったためか、ことしは例年よりもふ化が早いという。例年の同時期に比べて成長しているヒナの姿が見られた。「じきに巣立って、姿が見られなくなる」と、寂しがりつつ、Kさんは来春の再訪を心待ちにしている。