飯山市美術館 長谷川青澄没後20年展始まる

長谷川青澄没後20年展が始まった19日、説明を聞き、作品に見入る人たちが
長谷川青澄没後20年展が始まった19日、説明を聞き、作品に見入る人たちが

飯山市の名誉市民で、郷土を代表する日本画家、長谷川青澄さんの没後20年にあたり、飯山市美術館で19日から「―伝統美と創造の世界―長谷川青澄没後20年展」が開かれている。飯山・木島小学校、飯山警察署、個人所有の作品54点を含めて88点が展示される。

青澄さんは大正5(1916)年、旧飯山町に生まれた。本名・義治。飯山尋常高等小学校を卒業し、飯山中学(旧飯山北高)を中退後上京、大和絵を専攻するが、戦禍に遭い、飯山町に疎開する。

その後、日本美術院同人の中村貞以に師事し、院展に入選して以来...

lock こちらの記事は限定公開です。
紙面にて全文をお読みいただけます。