今月に入り、北信濃地域各地で秋の豊作などを願う伝統の祭りが行われている。コロナ禍を乗り越え、従来の規模を取り戻すところもある一方で、担い手不足により規模を縮小せざるを得ないところもあり、その実状は様々だ。
そんな中、少子化が進む飯山市瑞穂北原では、一部祭礼の形を変え、伝統を継承する取り組みに挑戦している。2日夜、同区で初めてとなる、区民参加による「提灯行列」が行われた。
同区の北原神社例大祭では、例年、祭典(神事)の前夜に「夜宮」が行われ、天狗や獅子の舞いが奉納されてきた。地区の少子高齢化が進み...