プロジェクト推進員雇用で江沢飯山市長 元後援会役員の任用「法令上問題ない」

飯山市の江沢岸生市長は21日の議会全員協議会で、同日配布された資料「令和4年大雪の課題検証と今後の対応方針」の中に「プロジェクト推進員雇用(R5.3.31まで)」とあることについて、議員から「新聞報道やこの資料で初めて知った」と、説明を求められたことに対して「元後援会役員だが、法令上の問題はない」と説明した。

この会計年度任用職員(74)の雇用に関して、鈴木靖史総務部長は「長い間の経験を加味し、専門性のある職員として雪害救助制度の研究、推進を担当してもらっている」と説明。

同市長は「12月半ばにも救助隊の実証実験を始めたい。現場に精通した人材が必要だ」とも話し、今回人事が論議を呼んでいることに関して「報道された新聞記事の『記事解説』をホームページに載せたい」と話した。