新家さん政策発表 防・減災対策に専門家として

新家智裕さん
新家智裕さん

10月16日告示、23日投開票の日程で行われる飯山市長選に立候補を表明している、新人で前副市長の新家智裕さん(63)=無所属・南町=は16日、後援会事務所で「八つの柱」を掲げる政策を発表した。

「安心して心豊かに住み続けられるいいやまづくり」をスローガンに、「治水の専門家として水害のない飯山市づくりに挑戦します」と、防災・減災対策の強化、拡充を強調。

国の千曲川治水対策プロジェクトによる本堤強化、無堤地域解消、内水氾濫対策など推進、市道や消融雪施設等の更新などを計画的に進めるインフラ事業推進室の新設―を冒頭で訴える。

子育て支援では幼稚園・保育園・小中学校の給食費無償化、園児の使用済み紙おむつの行政による一括処理、18歳未満の窓口負担を含む医療費の完全無償化―など。経済活性化対策では多様な農業経営サポート、旧城南中跡地活用による新産業エリアの創出、JR飯山線の存続―など訴える。

「人づくりへの投資」では大学生などへの奨学金拡充、飯山仏壇・内山紙・伝統野菜のブランド化、後継者育成、下高井農林高校の存続―など。このほか▽全世代における切れ目のないサポート(飯山日赤と連携した産婦人科の設置など)▽多様な空き家の活用▽デジタル技術を活用した暮らし支援▽市政の主役は市民(全集落での懇談会開催、パートナーシップ制度の推進など)―を掲げる。