令和元年10月の東日本台風による豪雨で、皿川堤防が決壊、市街地を中心に約110㌶が浸水し、642戸が被災した飯山市。近年相次ぐ想定外の大雨による大規模災害の実状、内水排水施設の機能強化に対する抑制論などをふまえ、同市では内水の貯留施設整備の必要性を指摘、今年度から測量調査、研究、設計に着手する。
昨今の気候変動に伴う集中豪雨に対応する市街地浸水対策事業。原構想では市街地南町の鉄砲町児童公園に、地下埋設の雨水貯留施設(容量約1500立方㍍)を、飯山城址公園整備計画で検討される堀を活用する遊水地...