TOP - 過去掲載記事 - 2015年07月18日号

7月18日号掲載記事
 
◆栄村の農産物に確かな自信が… - 農産物販売所「かたくり」オープン<飯山市>
 10日、栄村の農産物販売所「かたくり」がオープンした。

 国道117号線の道の駅・信越さかえに隣接して開設された同施設は、2011年県北部地震関連の国の復興交付金(東日本大震災復興交付金農村漁村活性化プロジェクト)や、県の補助金などを使って建設され(販売施設建設用地造成工事・販売施設建設工事・設計監理合わせて約1億3000万円)、村内の生産者でつくる栄村農産物販売所出荷運営組合(滝沢総一郎組合長)が指定管理者となって運営するもの。施設は木造一部2階建で、延べ床面積は直売所、アイス販売所で286平方b。

 同日のオープン式典で、島田茂樹村長は「収入がどれくらいになるかはわからないが、高齢者の生きがいとなるような場になってほしい」と話し、滝沢組合長は「小さな直売所ではあるが、栄村の農産物に確かな自信をもっているので、頑張り次第でもっと発展できると思っている。一致団結して取り組んでいきたい」とあいさつし、テープカットを行った。店内には朝採りのアスパラを始めとする野菜や、ネマガリダケ、タラノメ、マタタビの新芽―などの山菜が並び、また、米や加工品なども置かれて、店内は買い物客でにぎわいをみせた。

 同日はオープンを前に「さかえ田植え唄愛好会」のメンバーが店舗前で田植え唄を披露。また、赤飯やキノコ汁、山菜や野菜の天ぷらが訪れた人に振る舞われ、好評を博した。

 同販売所は水曜日が定休で午前8時から午後5時まで営業される。
 
◆夏の幕開け伝えるお天王さん巡行 - 飯山祇園祭<飯山市>
 少なくとも300年以上の歴史をもつ、と伝えられる飯山祇園祭りの大みこし。

 北信濃路に本格的な夏の訪れを告げる伝統の祭りで、ことしも通称百貫とも言われるお天王さんが、11日から13日にかけて炎暑の町を練り歩いた=写真=。お練りの途中で、片山稲荷社に祀る火伏稲荷社に向かって、町の安寧を祈る神事も受け継がれる地。

 ことしは近隣の助っ人に加えて、地元企業が助力してくれた。若い女性の掛け声に勇躍するお天王さん。ことしも1年、歴史の糸を紡いだ。
 
◆炎暑紫陽花 - 北信濃風物詩<連載>
 春の桜、夏の向日葵、秋の秋桜―と、季節定番の花がある。

季節を細分化すれば梅雨と紫陽花の取り合わせもよく知られている。

 雨に濡れて咲く紫陽花の趣は、まさに日本人好みではないか。

猛暑が続いていた日、目に入った汗を拭いながらたどり着いた車は、火傷するほどに過熱していた。

ふと見やった河岸に落水と紫陽花。
 
◆その日やるべきことを - 雪国大学公開講座「正受庵に学ぶ」<飯山市>
 11日、飯山市公民館で雪国大学講座正受庵学習会「正受老人に学ぶ」が開催された。雪国大学は次代に向けて豊かな雪国の生活を創造することを目的とし、行政と市民がともに学び、考えていくために平成5年に開設された。

 今回は正受庵保存会の理事長も務める長瀬哲教育長が講師となり、公民館で講義、現地で見学会が行われ、市民約70人が参加した。学習会を前に田中好一公民館長は「小・中学校と連携し、地域の宝である正受庵を大事にしていくためには、まず私たち大人が地域のことを知り、その素晴らしさを伝え、教えていくことが責務ではないか」とあいさつした。

 講演会では最初に先月逝去された、原井寛道住職に黙とうが捧げられ、生前、最後までお手洗いを水洗にしないことに頑なだった―など、そのつましい生活ぶりのエピソードが紹介された。

 その後臨済宗の歴史や、印可(師がその道に熟達した弟子に与える許可のこと)の説明、正受老人が生きた時がどんな時代で、どんな宗教政策がとられていたか―などが説明された。この中で、長瀬さんは江戸幕府の寺社統制について本山・末寺制度で宗派ごとに組織されたこと、寺請制度の下では檀那寺所属の義務が課せられ、寺院が民衆を支配、統制するのに用いられたこと、宗教としての側面と、民衆を支配するための手段としての側面の、両方の性質をもってしまったこと―を、正受老人が痛烈に批判したことなどが話された。

 長瀬さんは「飯山に戻ってきてからは1人で修行し、平凡な自給自足の生活の中でその日やるべきことをしっかり毎日こなしていた。正受老人を知れば知るほど、自分には到底真似できないと感じる」などと話した。

 現地見学会では、白隠を蹴落としたとされる参道の蹴落坂や、飯山城主が正受老人に寺領と寺建立を申し出た際に頑なに固辞し、拝領したとされる水石、栽松塔(正受老人の墓碑)や禅道場などを回って老人を偲んだ。
 
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