TOP - 過去掲載記事 - 2015年07月11日号

7月11日号掲載記事
 
◆高校生が主体となる活動をもっと - 飯山市地方創生総合戦略会議<飯山市>
 「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、飯山市の実状を踏まえて人口・経済・地域社会の課題に一体的に取り組むための「飯山市総合戦略」を策定する、飯山市地方創生総合戦略会議の初会合が6日、市役所で開かれた。

 同日は農業・商工業・観光・金融―の産業・経済団体、女性・若者、県現地機関など代表の13人の委員が出席。この中で、高校生委員は自己紹介に合わせ「自分の将来にも関わることなので、積極的に意見を言いたい」「飯山市の未来に興味があるので、思っていることを話したい」など、話した。

 開会に当たって足立正則市長は「各界各世代の委員を検討していただく中で、特に若い人たちの参加をお願いした。新幹線飯山駅が開業し、ことしは飯山新時代元年となる。この会議と併行して、他団体とも個別に懇談し、将来性が感じられる、住みたいと思える戦略づくりに当たりたい」と話した。
 設置要項に従い、副会長に萩原秀治八十二銀行飯山支店長を選出。協議では関係資料が事務局から説明された。

 この資料の中で示された「飯山市人口ビジョン素案」(未定稿)は、国立社会保障・人口問題研究所による推計値として、同市人口は平成22(2010)年に2万3540人だったものが、30年後の平成52年には、22年の約64%に当たる1万5001人になる―との数値を示している。

 各種資料の説明を受けての質疑・意見交換では「海外からの移民は考えられないか」「東京1極集中を解消しなければ」「この地で想定される仕事を考えたい」―など意見が出た。また、事務局との質疑応答の中で、同市の人口動態は世帯数は大きな変化はないのに、人口減が進んだ―という特徴があること、未婚者が増えていること、60歳代以上の転出増は、介護施設入所にもよるもの―などが、明らかにされた。

 高校生委員は「資料で人口減少の実態を知り、飯山市は大丈夫かなと心配になった。飯山に帰りたいが、やりたい仕事がない―という話を聞いた。文化祭で初のファッションショーをやったが、高校生が主体となる活動が少ない」「飯山の魅力を体感できるような何かが必要ではないか」―など、意見を述べた。

 同会議ではことし10月にも総合戦略を決定し、来年3月に検証のための会議を開くことにしている。
 
◆伝統の技にふれて - 奥信濃特産まつり<飯山市>
 伝統的工芸品及び地場産業製品を展示、即売し、PRを兼ねて需要拡大に資することを目的に、飯山仏壇事業協同組合が主催する奥信濃特産まつりは5日、愛宕町の仏壇通りで開催された。

 仏壇フェスタでは、飯山仏壇伝統の技、彫刻・彫金・金箔押し、蒔絵体験が行われ、参加者は伝統工芸士の指導を受けながらお盆やしおり、金箔ステンシルといった制作作業と取り組み、出来上がった作品はそのままプレゼントされた。また、会場内では下高井農林高校の生徒がボランティアで案内のチラシ配布などを行った。

 毎年恒例のジャンボソーメン流しはことしも大人気で、竹樋に沿って麺つゆと割り箸をもった人たちの長い列が出来上がり、スタッフが汗だくになりながら忙しそうに麺を茹で、ソーメンを樋に流していた。

 同日はこのほかにも大天狗の舞い、獅子舞い、薙刀、愛宕睦神輿渡御などの伝統行事や、お宝蒔き、鬼島太鼓演奏など多彩なイベントが行われた。会場内にはバスツアーで高橋まゆみ人形館を訪れた人たちの姿も見られ、バスの出発時間を気にしながらも、思いもしなかった偶然のイベントを楽しんでいるようだった。

 主催した飯山仏壇事業協同組合の上海一徳理事長は「開催当初は特産品の販売が中心だったが、継続していく中で試行錯誤を重ね、今は体験イベントが多くなってきた。伝統的なものを広く発信し、イベントも継続していけるといい」と話した。
 
◆小暑 - 北信濃風物詩<連載>
 この季節定番のアジサイの花。

アジサイではなく、紫陽花と書いた方が、イメージに合う。

新聞記事では、原則として動植物名はカタカナを使うが、和物の花はやはり漢字がいい。

それはさておき、毎日梅雨空が続き、雨に濡れる紫陽花が随所に見られる。

7日は小暑。

初夏である。

8月8日は立秋とあるから、短い夏を謳歌したい。
 
◆古民家改修に支援呼び掛け - い〜なかもっと「お試しハウス」<飯山市>
 飯山にある資源を活かし、情報発信・移住定住を促進し、地元を元気にしたい―と、地元高校生を含めた市民有志で組織される「い〜なかもっと」(伊東ゆかり会長)が「クラウドファンディング」を活用し、古民家改修工事への支援を募っている。

 クラウドファンディングとは、不特定多数の人がインターネットなどで人や組織に、財源の提供や協力を行うことで、「CROWD」(群衆・大衆)と「FUNDING」(財政的支援)を組み合わせた造語。

 今回同団体は「READYFOR」というサイトを利用し、目標金額の100万円を募る。プロジェクトの支援に参加希望する人は、設定された3000円〜10万円までの5つの支援コースの中から任意のコースを選び、特典(地酒やお米など)の引換券を購入する。

 募集は8月14日(金)の午後11時まで。目標金額に達することで決済完了となり、達しなかった場合は決済されない。

 同団体は飯山市富倉の古民家を再活用し、移住に関心のある人に短期滞在しながら地域のことを知ってもらう機会を創出する「お試しハウス」として改修を進め、限界集落再生のモデルケースを作りたい―と、取り組むもの。最低限快適に過ごすために、水回りの工事などが必要で、市の平成27年度輝く地域づくり支援金約30万円を充てても足りないことから、今回クラウドファンディングを利用することを決めた。

 こういったサイトを活用することで、不特定多数の人に飯山のことを知ってもらえる機会にもなり、また、SNSなどでの拡散も期待される。

 取り組みの詳細や特典の内容などは(https://readyfor.jp/projects/iinakamotto)で確認。
 
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