TOP - 過去掲載記事 - 2015年07月04日号

7月4日号掲載記事
 
◆見て歩いて知ること - 苗場山麓ジオパーク振興協議会総会<津南町>
 昨年12月に全国で36番目の日本ジオパークとして認定された「苗場山麓ジオパーク」の振興協議会総会が先月26日、津南町役場で開かれた。

 地球の成り立ちを観察できる地形や地質、そこに育まれた生態系と合わせて、歴史文化を体感して学ぶ場所、『大地の公園』などと訳されるジオパークは現在日本国内に36カ所ある。栄村と津南町では、ジオパーク内ジオサイトの整備・保全を推進する中で、地域経済の活性化や地域文化の発展、住民の郷土愛醸成を図っていくことを目的に同協議会を設置した。

 同日はこれまでの事業報告がされ、今年度の事業計画と合わせて承認された。今後、資源探査・商品開発・広報―の、各部会ごとに分かれての活動や、学術指導委員会の開催、発掘調査などのほか、ガイドの養成や研修、ガイド部会の創設、ジオパーク展開催などによる普及、パンフレットの作成―など計画している。今月8日には、ことし3月に行われた津南町総合センターでの名物料理コンテストの入賞メニュー料理講習会が、両町村の飲食店や宿泊施設関係者を中心に行われる。

 出席した栄村の齋藤家富副村長は「昨年から様々な活動に取り組んでもらっているが、さらに肉付けして良いものにしていってほしい。この取り組みをお盆などで帰省してくる出身者らにも知ってもらい、そこから関心が周囲に大きく広がっていくといい。また、私たちも知らないことがまだあると思うので、実際に見て歩いて知ることを、今後もしていかないといけない」と話した。
 
◆上限額下げて第2弾発売を検討 - プレミアム付き商品券で足立市長<飯山市>
 先月27日、飯山商工会議所で20%のプレミアム付き商品券が販売されたが、購入希望者が殺到し、また、上限額100万円での購入者が多かったことから192人で発行額面総額に達し、販売は終了。買えなかった市民から不満の声が続出する事態となった。

 同商品券は発行額面総額2億1千万円(※1万7500セット/1億7500万円+20%分3500万円)。国の緊急支援交付金事業を活用したもので、今回の一般向けプレミアム商品券の発行と、市民税非課税世帯のうち、高齢者のみの世帯などを対象とする生活応援券の配布が行われる。

 同プレミアム商品券の販売は飯山市と飯山商工会議所が行ったものだが、高額商品の購買需要を期待し、購入上限額を1世帯100万円に設定した。

 販売当日は早朝から購入希望者の長蛇の列ができたが、先頭の人から購入希望金額を集計したところ、ほとんどが上限額だったことから、192人で発行額面総額に達し、販売は終了となった。単純計算で購入者の平均購入額は91万円だったことになる。販売の終了を告げられ、残念そうに帰宅する人や、納得が出来ずに説明を求める人、キャンセル待ちを期待して、なおも待つ人など、様々な態様が見られた。

 今回の件では本社にも読者から多くの意見が寄せられ「上限金額の設定が高過ぎた。10万円にしてもらえていれば10倍の人が買えていた」「日々の生活の足しになればと期待していたが、早々に販売終了となり残念だ」などの話が聞かれた。

 飯山市の足立正則市長は、先月30日開かれた市議会本会議で、先月27日に行われたプレミアム商品券の販売で、商品券の購入を希望して行列に並びながら、販売を途中で打ち切られた市民から、多くの不満、怒りの声が上がった問題について、陳謝した。

 同市長はこれに続けて「商工会議所と早急に対応を考えたい。必要なら臨時議会の招集もお願いするかもしれない」と、含みのある発言をした。

 本会議閉幕後、同市長は本紙などの質問に答える中で、商工会議所と協議し、プレミアム付き商品券の第2弾を発行する意向を明らかにした。商品券の発行総額、プレミアム分、事業費の負担割合―など、具体的内容は、今後早急に商工会議所と協議するという。

 同市長は、上限金額購入者が多過ぎたのは想定外だったとし、第2弾は上限を引き下げ、販売方法を見直す考えを示した。プレミアム付き商品券第2弾は、お盆を視野に8月上旬には発行に漕ぎ着けたい考えだ。
 
◆聖池 - 北信濃風物詩<連載>
 毎日起居を知り、顔を見せてくれた主が彼岸に旅立ち、留守とは異なる静寂に包まれた古刹。

本堂から望める池に、今まで知らなかった睡蓮が数輪咲いていた。

臨済禅中興の祖が学んだ寺、日本精神文化の聖地―と、誇らしげに言っても「?」という時代になってしまった。

求道の精神は失われていないと信じたいのだが…
 
◆自転車で地域発見を - 自転車散走体験会<飯山市>
 観光振興、環境整備、健康づくりから、魅力的で住みよい地域づくりを推進することを目的に先月27日、飯山市で市主催の「地域発見に出かけよう! 自転車散走体験会iiyama」が開催された。

 同市が今年度から取り組む、自転車を活用した地域づくりの一環で、首都圏や地元を中心に35人が参加。信越自然郷アクティビティセンター・県・飯山警察署・富士通梶E潟Vマノ・散走が楽しい地域を拓く会―の協力を得て▽フォーラム▽散走体験▽交流会―などが行われた。

 このうちフォーラムでは、県が自転車を活かした観光について説明。村岡進一飯山警察署交通課長は、6月1日から施行されている改正道路交通法の概要を紹介し、安全運転を呼びかけた。

 散走体験では▽あじさい(戸狩温泉方面)▽踏切(撮り鉄)▽健康(木島平方面)▽小京都・スイーツ(飯山まちなか)▽千曲川▽北竜湖・小菅(野沢温泉発)―の6コースに分かれ、銀輪を駆った。このうち「小京都・スイーツ」コースは、市街地の寺・寺町、スイーツをめぐるもので、女性参加者が目立った。

 オーストラリア・アメリカ人や、町の自転車屋さんの参加、太いタイヤのファットバイクとママチャリの競演―など、話題も豊かに散歩ならぬ、初の散走は、事故もなく笑顔の余韻を残して散会した。
 
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