TOP - 過去掲載記事 - 2015年06月20日号

6月20日号掲載記事
 
◆オフ期スキー場をマルチコプターの研修に - 飯山市の斑尾高原ホテル<飯山市>
 グリーン期のスキー場を、マルチコプターの研修場所に―。このほど飯山市の斑尾高原ホテルが「斑尾高原エアフィールド マルチコプター研修者向け宿泊プラン」の商品化・販売をスタートさせた。

 「マルチコプター」とは、ヘリコプターの一種で、3つ以上のローターを搭載した回転翼機。有人航空機、ラジコンヘリコプター、自律飛行可能な無人航空機(ドローン)などがあり、GPS(衛星測位システム)やジャイロセンサーによって、機体を制御させるものが主流だ。

 昨今の首相官邸潜入事件やイギリス大使館、善光寺での落下事案などで注目を集め、全国各地で飛行が規制され、今国会ではドローン規制法案が具体化するなどマイナスのイメージが先行してしまっているが、噴火や水害など災害時に、人が立ち寄れない場所での空撮や、交通事故現場検証での活用など、有効利用もされている。

 また、企業が災害復旧の工事現場調査や、橋、ダムなど、目視が困難な建造物の劣化調査などに導入するケースも増えてきており、こういった企業や愛好家らが、ドローンなどを気兼ねなく飛ばせる空域を設け、産業発展や人材育成に貢献したい―と、今回プランが提案された。

 斑尾高原の宿泊施設を利用、ラジコン保険加入などの利用条件を満たせば一般向け、団体向けの飛行エリアを利用することができる。

 15日、同スキー場で「マルチコプター安全運用委員会」事務局長で、首都大学東京・助教の泉岳樹さんや、ラジコン模型及び同部品の設計、製造、販売を行っている小布施町の潟Nエストコーポレーションの担当者らが試験飛行を行った。泉さんは「飛ばすことのできる専用の場所があり、また、研修会もできるのであれば、企業としても参加しやすいのではないか」と話す。

 斑尾高原ホテルの関将司さんは「今が機会とも考え、今後課題なども出てくるだろうが、関係者らのアドバイスなどをいただきながら、実地と講習が一体的に実施できる場所として、斑尾高原をPRしていけるといい」と話した。
 
◆災害時に備え研鑽を - 医療救護班要員の任命式<飯山市>
 災害が発生した際、被災地の救護所での医療活動や、避難所の巡回診療、こころのケアなどを実施し、被災者の救護に当たる「医療救護班」。飯山赤十字病院で15日、平成27年度医療救護班要員の任命式が行われた。

 医師・薬剤師・看護師・事務職、場合によって放射線技師らをメンバーとするチームで、同院では平時から5班を編成し、うち2班を日本赤十字社長野県支部に登録している。

 近年では、平成7年1月の阪神淡路大震災、23年の東日本大地震・県北部地震、昨年の御嶽山噴火災害、神城断層地震災害などに際してチームを派遣し、現地医療機関での診療支援や、被災地での救護所開設、避難所の巡回診療、こころのケア―などに当たった。

 同日は、医師を長として看護師・薬剤師・主事などをメンバーとする、2つの班要員が出席、日赤県支部長である阿部守一知事名の任命書が、古川賢一院長からそれぞれに手渡された。同院長は「歴史ある日赤の、伝統ともいえる活動で、県支部の一員として活動してもらう。何もないことを願うが、近年、大災害が続発しており、医療救護活動は一層重要になっている」と、活動を励ました。

 また、医療救護班第1班の久岡隆行医師は「十分な活動ができるよう、研鑽していきたい」と、決意表明した。
 
◆コケコッコ - 北信濃風物詩<連載>
 「城山」という言葉が郷愁を誘う。

クレヨンと画板を持って行って写生した。

高校時代は友人のデートを、集団で監視。

先輩からお宮の裏に来い―と、脅されもした。

 用もなく訪れた城山の、いつも見慣れていたはずの所にコケコッコの花。

辺りを見回して花びらを薄く剥ぎ、鼻の頭に。

そんな児戯にホッとするのだ。 
 
◆民官協働で安全対策 - 4カ所にグリーンベルト設置<飯山市>
 飯山市木島地区の木島振興委員会(萩原正明委員長)は13日、子どもたちの安全な通学路確保に向けて、地区内4カ所の交差点に、グリーンベルトを設置する作業を実施した。

 同地区は交通量の多い幹線道路が走り、工業団地への通勤車も多いことに加えて、生活道路や集落内道路は狭く、変則的な交差点が多い所。このため、振興委員会では以前から通学路の安全対策を地域の課題として、関係機関に対応を働きかけてきた。

 今回、市の予算対応が厳しい実態を知り、市からの現物給付を受けて、住民が労力を負担する協働方式で、グリーンベルトを設置することを決めた。

 同日は木島小・PTA、飯水岳北交通安全協会木島支部、区長会、振興委員会などの24人が、2班に分かれて▽勤労者体育館交差点▽木島小入り口変形5差路▽安田交差点▽坂井公民館変則四ツ字―の4カ所に、塗料でグリーンベルトを描く作業と取り組んだ。

 事前に市道路河川課、飯山警察署と現地を確認し、グリーンベルトの設置場所を協議していたが、作業は路面の清掃、洗浄、グリーンベルト・白線の塗装(3回塗り)、危険防止の砂の散布―など、大変なもので、夏を思わせる天候もあって、汗を拭い、水分を補っての重労働となった。

 同日の作業で描かれたグリーンベルトは、4カ所で延長216b。面積にして143平方b。小学校通学路のグリーンベルトは、飯山・秋津などにもあるが、民官協働の成果としては、木島が初めてとなる。
 
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