TOP - 過去掲載記事 - 2015年06月13日号

6月13日号掲載記事
 
◆「地方版総合戦略」の勉強会 - 飯山市議・市職員<飯山市>
 昨年11月26日に公布された「まち・ひと・しごと創生法」に基づいて、県や市町村が策定することを努力義務とする人口ビジョン・地方版総合戦略について5日、飯山市議らが勉強会を開いた。

 市議会3会派が呼びかけたもので、市議11人のほか市職員8人が参加した。勉強会は北信地方事務所の兵藤裕一地域政策課長補佐を講師に、制度や国・県の総合戦略策定方針などについて学んだ。

 地方版総合戦略は▽仕事づくり▽人の流れ▽結婚・出産・子育て▽まちづくり―など、「まち・ひと・しごと」の創生、施策に関する基本的方向を定めるもの。人口の現状、将来展望(人口ビジョン)を踏まえ、地域の実状に応じながら、政策分野ごとに戦略の基本目標を設定し、政策の方向を示す。

 計画の期間は5年間で、行政活動の結果として、住民にもたらされる便益を数値目標で設定する。北信濃4市村では栄村を除く3市村で既に人口の現状分析など作業が行われ、飯山市、野沢温泉村では創生本部も立ち上げられている。

 勉強会では「石破創生相の言うやる気とは、何を尺度とするのか」「人口の東京一極集中の原因は国にあるのに、その認識がない」「国の人口問題に関する認識は甘過ぎる」―などの意見が出た。
 
◆美しい道路景観に市民が協働 - フラワーロード植栽<飯山市>
 春は菜の花、そして、夏から秋にかけては植栽した花でドライバーや訪れた人たちの目を楽しませる―。昭和63年に信州飯山の豊かな風景づくりとして始まったフラワーロード整備事業。27年目となる市民協働の取り組みが7日行われた。

 同日は国道117号線を中心に、西回り線などの総延長約7・6`に、約60の企業や地区、団体がバーベナ、サルビア、メランポジウム、ガイラルディアなど、合わせて約1万4000本の苗を植栽した。早朝から行われた植栽作業には、多くの市民が参加。国道117号線では車道側にバーベナを、千曲川側にはサルビアが植えられ、西回り線の一部でシュウメイギクとガイラルディアが植えられた。参加者は毎年の作業に慣れた様子で、沿道には花苗の植栽に協働する市民の帯が出来上がった。

 フラワーロードは今後9月まで各団体が草取りなどを行い、市が水遣りなどをして協働で維持管理していく。
 
◆大山蓮華 - 北信濃風物詩<連載>
 確か、佐久間象山の沓野日記に、江戸にもっていけば高い値がつく珍花である―と記されていると聞いた覚えがある。

そのことから、以来ずっと幻の花のように思い込んでいた。

が、結構散在していると知り、拍子抜けしたが、初めてお会いして、その楚々とした美しさに感動した。

花の名は大山蓮華。

古刹に咲く風情は枯淡の趣である。 
 
◆「先人の英知」後世へ - 外様で保温折衷苗代<飯山市>
 田掻きして苗床を作り、モミを筋蒔きした上に、焼き糠を敷き、温床紙で覆って保温し、苗の発芽、成長を促す「保温折衷苗代」。

 農業の教師だった先代からこの高冷地、積雪地向けの農法を受け継ぎ、ことしも苗取りから始まる、昔ながらの田植えが7日、飯山市外様顔戸の水田で行われた。

 同所の蓮華寺住職、田村さん。先代から寺田での米作りを受け継いだのは45歳のころで、以来、先代の遺志でもあった保温折衷苗代による苗作りを守ってきた。高冷・寒冷・積雪地の水苗代では、健苗を作ることが難しかったものを、早期に育成し得る育苗法として創案された先人の英知を、後世に伝えられたら―と、今ではこの地方でも唯一と思われる農法にこだわっている。
 稲苗は今、室内で芽出ししたものを箱に入れた状態で水田で育てるのが一般的。機械植え仕様ともいえる。
 保温折衷苗代は一時、存続の危機に陥った。温床紙の生産が中止された。そこで田村さんはその代わりにミラーシートの活用を思いついた。
 同日、寺田には近所の人たち13人が集まり、苗床から苗を引き抜いて揃え、一定量に束ねる苗取り作業が行われた。プラスチックケースに腰掛け、世間話に花を咲かせながらも、手は休めない「結い」のてんだい衆。
 その後、この苗束を田に放り入れ、手作業による田植えが行われた。「苗が太くて強いので倒伏しない。穂粒も多く収量がある。太いワラは使い道が広い。半月前に田植えしたのと同じ、9月末には刈り取りできるだろう」。田村さんは伝統の農法に自信を語る。
 
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