TOP - 過去掲載記事 - 2015年06月06日号

6月6日号掲載記事
 
◆急性期から在宅まで一貫した医療体制が - 飯山赤十字病院に療養病棟がオープン<飯山市>
 急性期治療が終了して病状が安定した患者を長期に受け入れ、また、在宅での療養が困難になった人や、在宅療養中の患者を一時的に受け入れることが可能な「医療療養病棟」が、飯山赤十字病院に開設され、1日、開設式が行われた。

 療養病棟は急性期治療が終了し、回復期リハビリ・地域包括ケアでの医療対応を経た段階で、医療を要しながらも帰宅できる状態にある患者が、家庭の状況・環境などから帰宅できないケースに対応するもの。地域包括ケア病棟の入院が、最長で2カ月となっているため、療養を継続する受け皿ともなる。

 北信医療圏には療養病床が少ないため、飯山日赤から長野・須坂・小布施など、医療圏外の療養施設に転院する患者が多く、県の要望もあったことから、平成26年度県地域医療介護総合確保基金事業の補助金を活用し、休床中だった4階西病棟を改修、最大44床の病棟として開設した。当面はスタッフ配置などの問題から、30床で運用するという。

 同日の開設式で、古川賢一院長は「帰宅できず、圏外に流出していた患者さんが30人ほどいた。今回の療養病棟の開設で、2カ月の包括医療に引き続いての医療対応が可能になり、医療圏内で医療を終結できる体制が整う」とあいさつ。

 来賓として招かれた足立正則飯山市長は「高齢化が進み、地域医療の課題も変わって来ている。地域で安心して暮らせる医療体制の整備は定住条件でもあり、ありがたい」と話した。

 同院は6月から▽急性期病棟120床▽回復期リハビリテーション病棟60床▽地域包括ケア病棟60床▽療養病棟44床―の、合わせて284床となり、訪問看護ステーション・通所リハビリテーション施設などを含めて、急性期から慢性期・在宅まで一貫した医療体制を整えた。
 
◆通年観光の拠点にも - 野沢温泉の文化交流館<野沢温泉村>
 野沢温泉村が横落地籍の、村観光協会・診療所に隣接する民有地を、土蔵などとともに取得し、今年度事業で整備する「野沢温泉村文化交流館」の概要がほぼ決まった。現在基本設計が進められ、今秋には建設工事を発注、来年7月20日の完成を目指す。

 用地は昨年度、村が取得。1部寄贈地もある。現存する土蔵をアートギャラリーに改修するほか、これに増築してホール・ショップ・カフェテラスなどを整備する。今年度当初予算に1億900万円を計上した。

 富井村長の構想では、ギャラリーは将来の美術館建設を念頭に、岡本太郎さん、棟方志功さん、小山オサムさん、柴田長俊さんらの、野沢温泉を描いた作品を中心に展示しながら、コレクションを充実させる。

 ショップは村の伝統産業であるアケビ蔓細工に特化して展示・販売するほか、現在7品ある「野沢温泉物語」認定品の販売を行う。

 カフェテラス(オープンカフェ)は、現在日影ゲレンデにある、シュナイダー像を移転し、交流広場ともしたい考えだ。

 同村長は、これまで冬中心だった観光施設を、通年観光を視野に入れたものに拡充する考えで、文化交流館はその先駆的施設として位置付けたい―との考えを明らかにしている。
 
◆水無月 - 北信濃風物詩<連載>
 ギボウシ、シラン、ミヤコワスレ、ユリあたりまでは何とかわかるが、花の知識の貧しさに恥じ入る。

先日は初めて聞く名の、珍しい花をいただいて、忘れないうちに鉢に花名を記した。

 皐月から水無月へ。

6日は「芒種」。

歳月の流れの早過ぎることへの戸惑いを、古寺の花に慰める。

干天の慈雨に古寺はしっとりしていた。
 
◆「花どころ飯山」を知って! - JA花卉青年部飯山駅に旬の花を展示<飯山市>
 JA北信州みゆき花卉共撰部会青年部(太田和明部長)は先月28日、JR飯山駅観光交流センターに、シャクヤクを飾った。

 同JA管内は、全国1の生産量を誇るスズラン・ワレモコウのほかソリダコ・ヒペリカム・ナルコランなど、約70品目・1000種を超える切花を生産する、全国有数の花の多品目産地として知られる。

 同青年部では、新たに開業した北陸新幹線飯山駅を、全国に向けた花の情報発信の場として活用し、販路開拓に結び付けるとともに、花の地産地消をアピールしたい―と、「旬の花」の展示を決めた。

 初日の同日は、太田さんが出荷最盛期にある、シャクヤク約30本を持ち込み、「雪国からの贈り物」と背に描いた、そろいのピンクのポロシャツ姿の部員やJA職員の協力で、観光案内所と2階のパノラマテラスに飾った。花はほぼ1週間ごとに、出荷最盛期にある旬のものを部員が交代で持ち寄り、展示する。

 花には「花便り」として、花の特徴や花の栽培に賭けるこだわり、意気込みなどをアピールするメッセージが添えられている。太田さんは「花産地の情報発信とともに、地元の人たちにも野菜と一緒で地産地消をアピールできればいいですね」と、話していた。
 
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