TOP - 過去掲載記事 - 2015年05月16日号

5月16日号掲載記事
 
◆「お茶やっていきませんか?」の心育てたい - 寺町サミットin飯山<飯山市>
 ―(前略)私たちは、寺院や寺院群のもつ文化的、歴史的な資産を守り活かしながら、次世代に向けてともに考え、伝え、まちづくりの取り組みを推進していきます。そして、お互いに協力し合い、寺のあるまちの歴史と魅力をさらに磨きあげていくことをここに宣言いたします―。

 飯山市や金沢市、岐阜市、米沢市、上越市などで組織する「寺院群都市会議」と、実行委員会の主催による、ことしで21回目の「寺町サミット」が7日、「in飯山」として飯山市飯山の西敬寺で開かれた。参加8市の関係者ら約230人が参加した。

 今回は「寺院を活かしたまちづくり」を統一テーマに、「市民の心を豊かにする寺町の維持」をサブテーマに、金沢・岐阜・小松・上越・高岡・七尾・米沢・飯山―の8市の市長・副市長・教育長らが参加。笹本正治信州大副学長の基調講演、各寺町の紹介、意見交換会が行われた。

 このうち、寺町の紹介では、中核寺院、あるいは寺院群を護持し、これを拠点に活性化と取り組む地域団体の代表らが、伝統行事の伝承にとどまらず、寺町の魅力発信に向けて、創意を凝らしたイベント、活動を展開している実践例をレポートした。「晩秋の風物語・大根炊き」「瑞龍寺夢参道まち衆会」「山の寺の日」―などといった、アピール性の高いネーミングが、参加者の関心を誘った。

 「寺町の未来 理想の寺町とは?」をテーマにした意見交換会では、「寺は人の、心の拠りどころ、学びの場としての機能を、新しいものを取り入れながら維持していく」「おもてなし文化の教育の場として活用できないか」「地域に恋するまちづくりを」「高校生・中学生を取り込んだイベントを」「歴史・文化を大切にする町は消滅しない」―などの意見が聞かれ、飯山市の足立市長が最後に「おもてなし以前の『お茶やっていきませんか?』という、ごく日常的なあいさつが、自然に育てられるべき」と、締めくくった。
 
◆33体観音に番号札置きながら - 万仏山山開き<飯山市>
 5月8日の、瑞穂・万仏山山開きに合わせて、瑞穂公民館主催、飯山市公民館共催の野外学習会が開かれた。冊子「福島の里と万仏山」の発刊を記念するもので、地元瑞穂を含めて34人が参加した。

 万仏山(標高1203b)は古来信仰の山とされ、住民の心の拠りどころとして、朝陽が昇る万仏山に向かって手を合わせる風習もあったという。観音様の導きで登る山は、上部が険阻で岩山には希少種のヒメコマツが自生し、独特の景観を演出しているという。

 同日は元県職員で、万仏山を知り尽くす大月清さん(70)の案内で、万仏岩直下のお堂までにある33体の観音石像に番号札を置きながら登った=写真上=。

 今回参加者の中には、中野市小舘の高野山真言宗勝徳院院家、川口三國さんがいて、ほら貝で登山を誘導した。先祖が万仏山で修行した―と聞き、参加したという。

 学習会では資料を手に、観音石像をカメラに収めたり、眼下に広がる景観や、菜の花、辛夷などを楽しみながら、約1時間半ほどの山道を、お堂へとたどった=写真下=。
 
◆夏はきぬ - 北信濃風物詩<連載>
 幻とは「実在しないのにその姿が実在するように見えるもの」と広辞苑にある。

が、「極めて手に入れにくいものの例え」ともあったから、まっ、いいか。

今は年に2日姿を現す幻の滝というのが理解できなかったが、そんな理屈よりも、柱状節理の岩に砕け、白布をひらめかす瀑布に魅了される。

山吹がいい。

新緑のそよぎがいい。
 
◆汗歩(完歩)して温泉へ - 菜の花パノラママーチに1300人<野沢温泉村>
 ことしで10回目の開催となる野沢温泉菜の花パノラママーチは5月9・10の両日開催され、延べ約1300人が新緑と菜の花に包まれた北信濃路の春を楽しみながらウォーキングした。

 ことしも村内の外湯や周辺地域の名所、史跡を巡る5`から25`までの6コースが設定され、新幹線効果かどうかは定かではないが、昨年を大きく上回る、2日間で延べ約1300人の参加者があり、当日の飛び入りにゼッケンが足りなくなる場面も見られた。

 9日の開会式で富井俊雄村長は「この2日間は楽しみながら健康づくりにまい進してほしい。マーチとは行軍のこと。1人よりみんなで歩いて、苦しさより楽しさを感じてもらえるといい」と歓迎のあいさつをした。

 スタート前にはソチ冬季五輪日本代表の上野眞奈美さんがストレッチの講師として壇上に上がり、アップを先導、スタートする参加者を励ました。

 同大会では配られるゼッケンにプロフィールを書き入れるスペースが設けられており「汗歩(完歩)して温泉へ!」「久しぶりの野沢温泉を楽しみたい」などの意気込みが書き込まれた。

 両日は時折り小雨が降ったり、気温が上がらなかったり―と、好条件とはいかなかったが、スタートと同時に飛び出していく地元の小学生や、自分たちのペースでのんびりと出発していくウォーキンググループなど、各々がそれぞれの思いで大会を楽しんでいるようだった。
 
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