TOP - 過去掲載記事 - 2015年05月02日号

5月2日号掲載記事
 
◆農福連携で「私たちは働いて生きていく」 - 勉強・意見交換会<飯山市>
 障がい者の農業・農産加工など就労を促進し、起業・産業化を図るとともに、将来的には高齢者や生活困難者、健常者らの雇用の場創出に結び付けることも期待される「農福連携事業」の勉強会・意見交換会が先月27日、飯山市役所で開かれた。

 同日は「潟_ックス四国」の且田久雄社長、自社グループの障がい者雇用に関わり、そのコンサルタントとしても活動する且田久美障がい者雇用責任者を招き、事業ステージ適地踏査などの後、意見交換会を開いた。

 飯山市では、昨年5月、議会産業民生委員会が、潟_ックス四国を視察したことを機に、農水省・県のシンポジウムに職員を派遣。ことし1月には県の担当課職員を招いて打ち合わせ会議を開き、「農業・福祉・企業・観光連携会議」の研修会を開くなど、事業化に向けた基盤整備を進めてきた。

 同日は意見交換に先立って、且田久美さんが北海道芽室町で取り組んでいる「プロジェクトめむろ 私たちは働いて生きていく」の概要を説明。「この町で生まれ、育った、障がいのある子どもたちの、働く場を作りたい」という、町長の意向から始まった同プロジェクト。出資企業を募って、就労継続支援A型事業所「九神ファームめむろ」を設立し、農作業・加工作業を中心に、17人の障がい者を雇用し、給与を支払っている。

 同日は、飯山市から同事業に関する経過、障がい者・農業・観光、商工業の現況が説明された。意見交換では且田さんが、同日視察した岡山地区の事業立地について「環境を十分生かしきれるプランは立てられる。比較的規模の大きな企業を想定している」と話した。

 出席者からは「サポートなどにどれだけのマンパワーが必要なのか」「障がい者限定でなく、高齢者や生活困難者などを含めたものに」「岳北全体で考えてもいい」―など意見が出され、最後に月岡壽男副市長は「ぜひ成功させたい」と、あいさつした。
 
◆新定数の10人決まる - 木島平村議選<木島平村>
 任期満了に伴う木島平村議選は先月26日投票が行われ、即日開票の結果10人の新議員が決まった。

 ことし2月の村長選が深く影を落とす中で行われた今回村議選。今回から議員定数が2つ減って10となり、そこに現職6人、新人7人の合わせて13人が立候補し、いつにない激戦が展開された。

 当選したのは現職5人と新人5人。党派別では日本共産党1人で、他は無所属。1人だけの立候補となった女性は4選を果たした。

 当選者のトップ得票は、元村職員の土屋喜久夫さんで339票。最下位当選者は、2人同数の231票。次点とは56票差だった。最少得票は88票だったが、法定得票は上回った。新議員の平均年齢は61・9歳で、前回より約1・77歳若返った。

 人口の自然減で過疎は未だ止まず、村で働き、食べていくための条件・環境整備を中心に、子育て支援や、生活支援など急務な高齢化社会への対応策、農業・観光を中心とする地場産業の振興―など、深刻な課題に直面する同村。

 今回村議選では地域福祉の拡充策、子育て支援・教育振興、地域活性化などで論議が交わされたが、いずれも建前論で、主張に大きな違いはなく、論戦は低調のまま終わった。

 当選議員は多く、日台村政に対するスタンスを「是々非々」としているが、現職のスタンス、新人の、同じ選挙地盤の前職とのつながりなどから、現村政の与党勢力が優位を占めていると思われる。

 候補者の知名度、出馬声明の時期、地盤の強度などが最終的に、当落を決めた要素となったと思われる。
 
◆梯子乗り - 北信濃風物詩<連載>
 朝の心地よい涼気の中、日ごろ聞き慣れない笛の音に気付いた。

それがこの日恒例の「梯子乗り」とわかって、飛び出した。

寓居は中層建物の住宅団地の傍ら。

ベランダに洗濯物が干してある団地での、伝統的な梯子乗りの妙技が、時代を思わせる。

いつも思う。

ワケショがえっぺえる光景っていい。

規律正しい動作に胸が熱くさえなる。
 
◆記念写真に引っ張りだこ - 高橋まゆみ人形館開館5周年で記念イベント<飯山市>
 平成22年4月24日に開館し、広域観光圏の誘客資源として実績を上げている飯山市の「高橋まゆみ人形館」が先月25日、開館5周年記念イベントを開催した。

 同日夕の閉館時時点での入館者は、オープン以来5年間で64万8403人。年間営業日で除した1日平均では、約410人となる。同日は連休間近の土曜日とあって約500人の入館者でにぎわった。

 和服姿で来館者を出迎え、求めに応じて記念写真に応じていた高橋まゆみさんは「開館して数年は無我夢中だった。スタッフやサポーターに恵まれ、ここまで来ることができた。いい作品をいっぱい生み出して10年、15年と続けていけたらいい。ここに来て、創作意欲が止まらない。構えるより攻撃的に行きたい。私の世界を見てほしいと思っている」と、話した。

 同日は県のPRキャラクター「アルクマ」、秋津小学校児童(当時)がデザインした飯山本町商店街の「アスパラン」がお祝いに駆けつけ、高橋さんとともに、希望者の記念写真に応じた。また、高橋さんの創作人形が当たる福引きや、アスパラガスのプレゼント、青じそドレッシング・ごま油・塩昆布味の、この季節ならではのとうたち菜の振る舞いなどが行われ、訪れた観光・行楽客らは、郷愁を誘う人形と北信濃の春の気と、味覚を楽しんでいた。
 
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