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4月18日号掲載記事
 
◆飯山産ワインで地域活性化・観光振興を - Uターンの22歳を代表に<飯山市>
 13日、飯山市戸狩温泉の石田屋で「飯山市ワインぶどう研究会」(木原翼代表)の設立記念講演会・ワイン試飲会が開かれた。

 同会は飯山市の新たな特産物としてワインぶどうの栽培、普及を推進し、「いいやまワインラボ」の会員とともに、新たな観光商品の創出と地域の活性化を目指すことを目的に設立されたもの。

 代表を務める木原翼さんはこの4月に大学を卒業し、故郷にUターンした22歳。幼少の頃ににぎわっていた地域の記憶と、父親の一夫さんから聞いた地域の現状を重ね、地域活性化、観光振興と取り組みたい―と思ったという。昨年、国内ワインコンクールで高い評価を受けた高山村角藤農園の農場長をしている佐藤宗一さんの講演を一夫さんが聞き感銘を受け、親子で佐藤さんの農園に通い、栽培技術などの研修を重ねている。

 記念講演会では、その佐藤さんが講演を行い「本物を作るためには土壌学や植物生理学などを学んだり、先進地に足を運んだりしなくてはいけない。県がワインバレー構想を打ち出す中で、軽井沢から飯山にかけての『千曲川ライン』は良いブドウが穫れると思う。雪の影響を心配する人もいるだろうが、斜めに植えることで、その問題もクリアできる」などと話した。

 講演会後には、ことし試験栽培として植える、6種類のぶどうを使ったワインの試飲も行われ、参加者はワインが熟成される4年後に思いを馳せた。

 同会は3部会で組織され、生産部会では栽培技術の研究、醸造部会では醸造技術向上や、ワイナリー開設に向けた取り組み、振興部会はワインラボとして活動に協力したりワインを飲むことで協力する応援団と位置付け、幅広く会員を募集する活動を展開する。

 今後瑞穂、常盤、木島地区などの9軒の農家で、5月の連休明けを目安に試験栽培をスタートさせるとともに、情報発信などを行い、地域住民に参加を呼びかけ、「ワインファン」拡大と取り組んでいく。

 木原翼さんは「若い同世代の人たちを取り込みながら、飯山産ワインの取り組みが成功するまでやり抜く覚悟です」と決意を語った。
 
◆文化・芸術・教育・福祉で - 桐朋学園と友好協力協定<木島平村>
 木島平村は9日、東京・調布市の学校法人桐朋学園本部で、同学園と相互友好協力協定に調印を交わした。

 協定書は▽文化芸術▽教育及び福祉▽生涯学習▽その他両者が必要と認められる事項―について、桐朋学園と木島平村が相互に協力し合うというもの。協定の有効期間は3年間で、満了後は同一条件で更新される。同日は木島平村から日台正博村長、桐朋学園から小柳敏志理事長らが出席した。

 学校法人桐朋学園は1941(昭和16)年、当時の山下汽船山下亀三郎社長の寄付を基に、国立に設立された第一山水中学校、調布に開校された山水高等女学校を前身とする。幼稚園から小・中・高校、短期大学、大学、大学院大学があり、指揮者の小澤征爾さん、ピアニストの中村紘子さん・仲道郁代さん、ヴァイオリニストの諏訪内晶子さんら著名な音楽家を輩出している。

 木島平村では、官学連携としてこれまでに早稲田大学、金沢大学、國學院大學、東京農業大学、東京大学と、農村文明の創生や地域振興、歴史・考古資料の保存・活用、教育振興―などで連携協定を結んでおり、今回の桐朋学園で6校目。

 同学園とは平成12年から、小学生の作詞による「大好き木島平」の作曲、オーケストラによる演奏会開催、木島平小学校の校歌作曲、弦楽四重奏演奏会の開催―など、交流の実績がある。
 
◆花冷え - 北信濃風物詩<連載>
 例年より1週間ほど早いか。

北信濃路を桜前線が北上し、飯山辺まで到達した。

背後に残雪を置き、ほころび始めた町なかの桜並木。

週初め、不安定な天候が続き、花冷えが身にしみたが、冷気はもう冬のそれではない。

 遅々としてはいるが、雪国の大地に色彩が生まれつつある。

二十四節季の清明が過ぎ、20日は穀雨。
 
◆グッドマウンテンにまた - 豪バサーストから訪問団<飯山市>
 昨年11月、飯山市教育委員会(城南中・城北中)、飯山北高と姉妹校協定を結んだオーストラリア・バサーストハイキャンパス校の生徒らが11日、新幹線で飯山市を訪れ、4泊5日の日程で飯山市の自然や暮らしを体験、ホームステイして中・高生らと交流を深めた。

 今回飯山市を訪れたのは、バサーストハイキャンパス校の、日本では中学・高校生に当たる17人と、その保護者、教師とその家族25人。

 11日、大阪から金沢周りで新幹線飯山駅に降り立った一行はまず、2階コンコースで飯山市の足立正則市長、ホストファミリーらの出迎えを受けた。この後、千曲川口広場・ブナの森ゾーンに、10年生ほどのブナを記念植樹した。

 オーストラリアは今が秋。雪がちらついた日もあったという。同日は寒風が吹くあいにくの天候だったが、一行は初めて見るブナに興味を寄せながら、盛土作業と取り組んだ。

 市役所で行われた歓迎会で、足立市長は英語でスピーチ。生活・文化の違いを体験して日本のふるさとを知ってほしいこと、スノーアクティビティが楽しめる季節から、サクラが咲き始める季節へ移ろう地の景観を楽しんでほしいこと―など話した。訪問団のレネッタ・ウルフ団長(教師)は「2年前、初めて飯山市を訪れた時、私は飯山をグッドマウンテンと言った。今回、大好きな飯山に家族も連れてきた。姉妹校交流という大切なプロジェクトに期待している」とあいさつした。

 一行は13・14の両日、昨年の訪豪団に参加し、交流を深めた飯山市の高校生・中学生宅にホームステイ、授業にも参加したほか、民宿でのそば打ち、和紙の手漉きなどを体験、姉妹校の地の暮らしに認識を深めた。
 
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