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3月28日号掲載記事
 
◆つながる力が夢をかなえるのだから - 飯山農村女性夢プランW<飯山市>
 「自立する農村女性」を標榜する、農村女性の行動計画ともいうべき「いいやま農村女性夢プランW」のお披露目会が23日、女性センター未来で開かれた。

 平成11年度に第1期計画が策定され、5年ごとに見直されて、今回策定された平成27年度〜31年度プランで4期目。農村女性の政治参加・伝統食の伝承・男女共同参画―などをアピールする。

 夢プランWは「つながる力が夢をかなえる」をテーマに、農業経営・くらし・地域社会―の3分野における行動計画体系を掲げる。

 農業経営では、農業に自信と誇りのもてる経営を目指すための条件整備として、経営分析による新たな農業経営へのチャレンジや家族経営協定、地域営農ビジョンを語り合う場への積極的参加に加えて、都市住民との積極的な交流による販路開拓・農産物加工による付加価値販売、伝統野菜の栽培継承と情報発信―など、多用なマーケティングと取り組む。

 くらしでは自家農産物の有効利用と加工技術の向上、郷土食・食文化の伝承―などを、地域社会では市議・農業委員の選出、JA役員・各種審議会への参画、食農教育の推進―などを掲げる。

 いいやま農村女性夢プラン策定委員会の久保田まさ子委員長は「新幹線の開業で、これからが勝負―と、身が引き締まる思いだった。地域社会への参画、仕事と生活のバランスに視点を置いたプランの実現に向けてがんばりたい。地域農業に夢を膨らませて次世代に伝え、農村女性の道しるべにもなることを期待したい」とあいさつ。

 来賓として招かれた足立正則市長は「飯山には様々な宝物があり、それに磨きをかけて外にアピールする実践活動の推進役は皆さんだ。市も新年度、マーケティング係を新設し、飯山の農産物を際立たせることに取り組む。食との連携などに活動をともにしたい」と、話した。

(写真=3分野の行動計画体系が朗読されたお披露目会)
 
◆雪を味方に自信と誇りを - 公民館で受賞記念講演会…<飯山市>
 今月4日の文科相優良公民館表彰受賞を記念する記念講演会が22日、飯山市公民館で行われ100人を超える参加者があった。
 同表彰は公民館のうち、特に事業内容・方法等に工夫をこらし、地域住民の学習活動に大きく貢献していると認められるものを優良公民館として表彰しているもの。飯山市公民館(10地区公民館含む)が取り組む象徴的活動「ドウロクジン(道祖神火祭)の復活継承」事業に対する表彰で、半世紀に及ぶ地道な努力が評価された。
 今年度の優良公民館表彰は全国の77カ所が選定され、県内では飯山市公民館と中川村公民館の2カ所が選ばれた。

記念講演を前に足立正則市長は「長年の皆さんの公民館活動が評価されたのだと思う。公民館活動は各地域の宝物を見つけ出すことともいえ、個性のある豊かな伝統文化、地域の絆が育まれ、それが連綿と受け継がれていることがすばらしいと思う」と話した。

 元飯山市長の小山邦武さんによる「いいやまの宝物 これから…」を演題にした講演では、小山さんが昭和44年に藤沢地区の農場に入植し、酪農経営をしていたことや、市長時代の思い出などが語られた。この中で小山さんは「市長時代の精神的な癒やしは茶屋池周辺のブナ林散策と、正受庵に泊めてもらうことだった」などと話した。また、新幹線飯山駅が開業たことを受け「飯山はホッとする場所。景観などはごちゃごちゃさせない方がいいのではないか」「雪に関して不便さもあるが、それにより助けられていることもある。観光客が来た時に、そういったことを伝えられるといい」などと話した。また、@美しい町づくりA北陸新幹線―飯山線―上越新幹線をつなぐ回遊ルートの構築B雪を楽しめるような仕掛けづくり―を検討してはどうかと提案し、最後に「雪は悪いものではなく、自分たちの味方だと思い、自信と誇りをもって観光客を迎えられるといい」と話した。
 
◆三寒四温 - 北信濃風物詩<連載>
 三寒四温というと、もう少し前の、春の兆しが鮮明になりつつあるころのことか。

 戻り雪の、意外にたいしたことがなかったことに拍子抜けしたが、天気予報を見ると、いよいよ春へまっしぐらの候と知る。

寒気が戻る前日、民家の庭先にみつけたフクジュソウ。

戻り雪にしっかり花を閉じていた。

けなげで、しょうづえくて、愛おしい花である。
 
◆患者さんの励みにも - 故小野沢健一さんの彫刻寄贈<飯山市>
 飯山市木島出身の彫刻家で、日展・日彫展などで多くの大賞を受賞、郷里の芸術振興にも尽くした、故小野沢健一さんの樹脂製作品「朝(あした)」が、飯山赤十字病院に寄贈され、25日、夫人の治美さんも出席して、除幕式が行われた。

 小野沢さんは昭和20年、東京大空襲で両親の郷里、木島に転居。家具・スキー制作の傍ら、グラフィックデザインを学び、同郷の彫刻家箕口博さんに激励され、圓鍔勝三師門下となり、彫刻の道を歩み続けた。郷里への思いも深く、木島小学校や飯山市に作品を寄贈し、旧JR飯山駅北側広場の「雲水」像の制作も手がけた。

 今回、地元支援者の1人が、同院に入院し、1階通路の交差付近が無表情で寂しいことを案じ、小野沢さんの彫刻作品を置くことで、患者さんを慰め、励みにもなるのではないか―と、古川賢一院長に提案、快諾を得た。

 同日、治美さん、古川院長、仲介に当たった地元木島の佐藤重義さんらが、通路の一画に置かれた「朝」像の除幕を行い、一般公開した。古川院長から感謝状を贈られた治美さんは「主人が亡くなって後、気に入っている作品なので、どこか公共的な場所に置いてもらえたら―と考えていた。多くの方に見ていただき、親しんでいただけたら、主人も喜んでくれると思う」と、話した。 

 「新しい1日を迎え、伸びやかに空を仰ぐ」小野沢さん傑作の樹脂像。高さ186aの女性像「朝」は、同病院のメインストリートに、存在感を示している。
 
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