TOP - 過去掲載記事 - 2012年12月22日号

12月22日号掲載記事
 
◆逆風下でも民主前職がトップ得票 - 衆院選・比例では「第3極」が大躍進<岳北>
 4日公示された衆院選挙に16日、有権者の審判が下された。全国的には自民党が単独過半数を大きく超える議席を獲得して圧勝。政権の座にある民主党は、結党時の議員数にも届かない惨敗を喫した。台風の目ともいわれた「第三極」は、地域限定に留まった。

 最後まで激戦を演じた長野第一選挙区は、民主党に逆風が吹き荒れる中、民主前職の篠原孝さんが、前回、平成21年8月の衆院選で獲得した票を、約44.5%減らしながら、対立候補の知名度の低さにも救われ、辛うじて議席を守った。自民党の小松裕さん、日本維新の会の宮沢隆仁さんは、比例区で当選を決めた。

 飯山市・木島平村・野沢温泉村・栄村の北信濃4市村では、野沢温泉村での1票差を含めて、篠原さんが全てでトップの座を確保。小松さんが約1200票差で続いた。3位は維新の会の宮沢さんで、共産党武田良介さんの得票を上回った。

 篠原さんは前回衆院選で、「民主の風」に乗り、北信濃4市村で1万1091票を獲得した。今回は前回票を大きく減らす7308票と苦戦を強いられたが、対立候補の知名度の低さにも救われ、環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加問題では、民主党の方針が不鮮明にされたこともあって、党公認のまま「反対」を唱え、農業票に食い込んだ。

 小松さんは知名度の低さに加えて地域とのつながりも希薄で、浸透に苦慮したが、自民党支部・同党参院議員後援組織などの支援を得、4市村全体で篠原さんに約1200票差に迫る6109票を得る健闘を見せた。
 今回衆院選の最大の焦点は、「第三極」の中心として注目された日本維新の会候補の出馬。宮沢さんは既成政党に不信を抱く、いわゆる無党派層に支持を広げ、共産党候補を上回る2700票を得た。共産党の武田さんは、前回衆院選での、同党候補の得票をわずか上回ったものの、民・自・維の激戦に埋没し、最下位得票となった。

 比例区では@自民党5183票A民主党3993票B維新3046票C共産党1896D公明1246票Eみんな1186票F未来881票G社民684票―。いわゆる「第三極」(維新・みんな・未来)の得票は合わせて5113票で、民主党を上回り、自民党とほぼ同じ得票の躍進ぶりを見せた。



 
◆新幹線関連で55億円 - 3カ年実施計画・目白押しの大型事業<飯山市>
 北陸新幹線飯山駅が開業する平成26年度をはさんで、新年度から27年度までの、飯山市3ケ年実施計画がまとまった。

 総合計画・基本計画に掲げた施策の基本的方向・目標や施策展開に基づいて実施する主要事業について、予算編成や事業実施の具体的指針となるもの。

 同実施計画に盛り込まれた主要事業は▽新幹線開業に向けて魅力あるまちづくり▽産業振興と雇用対策、定住施策▽子育て支援や高齢者が安心して暮らせる地域づくり▽飯山らしい教育と文化の香る地域づくり▽健全財政運営、人材育成、防災対策―。

 3ケ年実施計画事業は総額約215億円。施策別では▽地域の自立と地域経済の再生(新幹線駅周辺整備と駅から回遊して楽しめるまちづくり、中心市街地活性化・商業振興支援、産業基盤整備・企業誘致・起業支援、企業の経営安定化・技術開発支援、農林業の経営基盤強化支援/約92億2300万円)▽観光振興・景観整備、保全活用・まち並整備(飯山城址整備・まち並整備、同支援。(仮)飯山ぷらざ建設、広域観光推進など/約31億1120万円)▽環境保全、整備・自然エネルギー活用・交通体系整備・移住、定住推進・除雪対策(自然エネルギー活用調査・住宅耐震化・空き家対策・公共交通運行・市営住宅整備など/約46億2600万円)―などが事業規模の大きなところ。同市が喫緊の課題として取り組む最大の投資事業「新幹線開業に向けて魅力あるまちづくり」(総事業費約62億3600万円)では、区画整理事業・都市計画道路静間線整備・駅周辺整備(駅統合・合築施設整備・駅西整備・立体駐車場建設)―など、新幹線関連施設整備に約55億5000万円を盛り込む。
 
◆慈顔 - 北信濃風物詩<連載>
 取材からの帰途、ふとお地蔵さんに会いたくなって、車のハンドルを向けた。

 栄村方向を向いたまま、白い帽子と前掛け姿のお地蔵さんは、寒気と雪と白い帽子で清澄な気に包まれていた。

視線の先の村は今、復興の途次。

気が遠くなるほどの歳月を要する復興の営みだろうが、確実な歩みをじっと見つめる目がある。
 
◆冬の災害時に迅速な救助活動を - 岳北消防本部がヘリ連携訓練<飯山市>
 岳北消防本部は17日、長野県消防防災航空隊の協力の下、消防防災ヘリとの連携訓練を実施した。

 管内で発生した災害事案などに係る活動において、より迅速で効果的な連携及び技術の向上を図ること―を目的としたもの。

 同日、木島防災拠点ヘリポートには積雪があり、冬期間の災害現場そのものの訓練となり、長野県消防防災航空隊5人と岳北消防本部隊27人の、合わせて32人が参加した。

 岳北消防本部の隊員が防災ヘリ「アルプス」に搭乗し、上空から航空隊員とともにホイスト装置(荷物などの上げ下ろしや運搬に用いる小型の巻き上げ装置)で降下、要救助者を救出する訓練と、救出した要救助者を救急隊に引き継ぐ―といった、現場での一連の流れを想定した訓練が実施された。

 訓練に参加した岳北消防本部の池田稔消防長は「航空隊員との連携訓練は、貴重、かつ有意義な訓練になった。この連携訓練の体験を活かして、有事の際にはお互いに連携し合い、迅速な救助活動を行いたい」と、訓練の感想を述べた。
 
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