TOP - 過去掲載記事 - 2012年11月17日号

11月17日号掲載記事
 
◆観光振興・加工開発・伝統工芸継承柱に - 被災地の雇用創出へ<栄村>
 7日、栄村で「生涯現役・全員参加・世代継承型雇用創出事業」の激励会が開かれた。

 厚生労働省の事業で、震災被災地の安定的な雇用を創出するため、生涯現役で、年齢に関わりなく働き続けられる全員参加型・世代継承型の、先導的な雇用復興を支援するもの。同村は観光客の大幅な減少、農地被害による1次産業の低迷、桐下駄など伝統工芸品生産施設の被災による事業活動停止―など、農商工関係の被害が深刻なことから、観光産業、加工品開発を通じた産業振興や、伝統工芸の伝承などに、震災復興への道筋を展望したい―としている。

 事業主体の栄村が、(財)栄村振興公社に委託して行われるもので、実施期間は平成24年から27年までの3年間。最大3億円が補助される。今回の事業実施に伴い、臨時職員の再雇用9人を含め、12人を雇用した。

 事業は「観光振興」「加工品開発」「伝統工芸伝承」の3本柱で、観光振興では鰍iTB中部、潟潟Nルートライフスタイルと提携し、村内に潜在している観光資源の発掘・開発や人材育成、着地型旅行プランの企画、パンフレットの作成―などを採用職員とともに推進していく。

 加工品開発では、どぶろく特区として地酒造りに取り組んでいる実績を踏まえ、雑穀のひえを原料とする「ひえ焼酎」の開発や、村内産のソバ、穀類などの農産品を使った商品の開発を行い、雇用の創出、農業従事者の生産意欲の向上、遊休荒廃地対策などと取り組む。

 伝統工芸伝承では、若い担い手候補の育成、工房の確保や材料の調達などを支援し、技能の継承を進め、販路拡大などで産業としての伝統工芸を発展させていく。

 同日、激励会に出席した島田村長は「高齢化率も高い村だが、お年寄りも元気にがんばっている。新しく入った皆さんもがんばって欲しい」と激励した。

 これを受け、野田沢の阿部洋平さんは「始まったばかりで、やってみないとわからない部分もあるが、若い人がもっとこの村に魅力を感じて住んでもらえるように、がんばっていきたい」と、話した。
 
◆常盤ごぼう・坂井芋を「洋」に - 戸狩温泉活性化協議会食のブランド部会<飯山市>
 6日、飯山市太田のトピアホールで、戸狩温泉活性化協議会食のブランド部会(滝沢富美子代表)主催の「郷土食材の勉強会」が行われた。

 講師には、潟vリンスホテル新潟・長野・群馬の飯塚喜隆総料理長を迎え、軽井沢プリンスホテルの樋口憲治さん、半田秀人さんが調理をサポートした。

 同部会が昨秋から取り組む県の温泉地・スキー場地区再生モデル事業の一環で、信州の伝統野菜を使った「こころにいいね いいやま 戸狩満喫御膳」を企画、創作した際に関わった県職員の仲介で実現したもの。

 同日は民宿の女将などを中心とする部会員35人が参加し「常盤ごぼう」と「坂井芋」を使った6品を学んだ。

 飯塚料理長は「常盤ごぼうや坂井芋を使ってお客さんに料理を提供する場合『和』が中心だと思うが、きょうはフレンチとイタリアンを合わせたような『洋』を紹介します。出てくるメニューが、たまに違ったりするとお客さんにも驚きがあり、そういったことがリピーターにもつながってくると思います」と話し、色々な料理に応用できる「常盤ごぼうのソース」を始め、「坂井芋とミックスチーズのオーブン焼き」、「常盤ごぼうのバルサミコ炒め」などの料理を説明しながら調理した。参加者は説明を真剣に聞きながら質問をし、メモを取り、手本の調理を見た後、実際に自分たちも調理と取り組んだ。

 滝沢さんは「きょう教わった伝統野菜を使った料理を、各自持ち帰って活用していただき、自信をもってお客さんを迎えてほしい」と、話した。
 
◆忘れ柿 - 北信濃風物詩<連載>
 ことしは柿の成り年だと聞いた。

事実は知らないが、たわわに実る柿が鮮やかだ。

 「忘れ柿」というが、決して忘れているわけではない。

冬、エサ探しに窮するだろう鳥たちに残しておく、心遣いでもある。

 真っ赤に熟した柿は、本格的な冬の間近いことを告げる。

柿の木に雪が降り積もり、大地は色彩を失って行く。
 
◆小学生が1日消防士に - 秋の火災予防運動で<飯山市>
 岳北地域防火管理協会・岳北消防本部は10日、秋の火災予防運動の一環として「防火作品表彰式・1日消防士」行事を行った。

 防火作品はことし、ポスターで管内小・中学生から合わせて157点、習字で小学生69点の作品が寄せられた。このうちポスターは「火遊び禁止」「火の元確認」などを主流に、「思い出を失う前に」「火が罪を犯す前に」などといった文学的表現も見られて、アピール性の向上を印象付けた。

 防火作品入賞者に辞令が交付された1日消防士行事では、消防署施設や緊急車両・機器、各種訓練の見学、消火器取り扱い訓練などが行われた。車庫での救急訓練では、「先生が急に倒れた」との想定で、通報・心臓マッサージ・AED(自動体外式除細動器)操作―などが指導され、1日消防士が、協力し合いながら体験する姿が見られた。

 防火作品コンクール金賞受賞者は次の通り(敬称略)。▽ポスター・小学生 加藤ゆりあ(木島平)▽同・中学生 滝澤舞(飯山城南)▽習字・小学生 小田切拓海(飯山岡山)
 
 【その他のニュース】
■沿線都市間の連携を - 北陸新幹線停車駅都市観光推進会議
【道しるべ】 - 手続き無視のやり方は
■「ムラの起業家育成」始動 - 木島平村農村起業塾プレスクール
■竹内択さんが優勝で手本 - 飯山市サマージャンプ大会
■美味しい富倉そばが出来ました - 泉台小4年が種から育て手打ちまで
■モーターグライダーが旋回 - 常盤地区文化祭
■今年もドーナツ定期便 - クロワッサンのメンバーが常岩の里ながみねに
■息の長い復興を激励 - 飯山日赤が栄村に義援金
■ひと桁入り目指し飯山栄チームが団結式 - 長野県銃弾駅伝
■一生懸命取り組んだ成果を - 城南・城北中生美術部展
■「蔵王」歌い継ぎたい - 飯山混声合唱団定期演奏会
■ケチャップに都会からも - 下高井農林の農林祭
■大学生ボランティアがサポート - 新そばまつり・とみくら市
◇北信濃歌壇
 ◇飯山市公民館短歌会十月詠草
 ◇白珠短歌会九月詠草
 ◇木島平村短歌会十月詠草
◇奥信濃今昔ばなし - 地蔵の恋H
◇ふりむいた人
◇今週のスポーツ
◇伝言板
◇らくがき
◇今週の市況(飯山中央市場提供)

TOP - 過去掲載記事 - 2012年11月17日号