TOP - 過去掲載記事 - 2012年09月08日号

9月8日号掲載記事
 
◆「おいしい信州ふーど(風土)」知名度アップを - 阿部知事が参加してタウンミーティング<北信>
 「おいしい信州ふーど(風土)について考える」をテーマに、参加者がワールド・カフェ方式で意見交換する県政タウンミーティングが3日、県北信合同庁舎で開かれた。

 ワールド・カフェ方式は、テーマに関わる課題を洗い出し、その後の施策検討に活かすことを目的に、参加者が何度かグループ構成を変えながら論議を深め、考えをまとめ上げていく方式。

 同日は阿部知事を含めた参加者23人が、2回グループ替えして意見を絞り込み、まとめる方式の論議と取り組んだ。

 テーマとなった「おいしい信州ふーど(風土)」は、信州の豊かな風土から生まれた食べ物のうち▽プレミアム(厳選素材・厳密基準)▽オリジナル(独自ブランド・全国シェア上位)▽ヘリテイジ(伝統野菜・郷土食)―の、3つの基準で選ばれた、信州産農畜産物の統一ブランド。

 長野県原産地呼称管理制度認定品やオリジナル品種の果物、全国シェア上位を占める農畜産物や加工品など、全131品が「おいしい信州ふーど(風土)」と呼称され、信州の農畜産物をリードする統一ブランドとして、発信されている。

 北信濃地域では、県選択無形民俗文化財の飯山市富倉の笹寿司、野沢菜漬や、信州伝統野菜のぼたんこしょう、常盤牛蒡、坂井芋などが選ばれている。

 意見交換に先立って阿部知事は「昨年、おいしい信州ふーど(風土)宣言をしたが、まだ広く認知されていない。宿泊施設やレストランなどで、地元食材として使っていただき、対外的にも積極的に売り込む必要がある」と、あいさつ。

 ワールド・カフェでは、信州ふーどの認知度アップが課題―と指摘され、積極的なPRや情報発信の必要性が説かれたほか▽生産者・加工業者・料理人・消費者のつながりを深め、広げること▽自信のある作物を作ること▽地元での食べ方・素材の風味を生かした、おいしい調理法を紹介すること―など、意見集約された。これを受けて阿部知事は「おいしい信州ふーど(風土)名人も1つの手か。食と人を結び付け、信州の食文化を発信すること、県民1人ひとりが発信者となることが重要だ」と、話した。
 
◆「人間らしい」生活が… - 北信州農村女性の集い<栄村>
 先月31日、栄村かたくりホールで北信州農村女性のつどいが開催された。

 農業の担い手である女性農業者の能力向上を図り、誇りと自信をもって農業に取り組めるよう、北信地域の農業関係者が一堂に会し、先進事例や活動をともに学び、今後の方向を考える機会にする―というのが主旨。

 中野市、飯山市、山ノ内町、木島平村、野沢温泉村、栄村の6市町村の持ち回りで毎年開かれているもので、今回は「支えあう地域 明日への一歩〜男女(とも)に築く農業、くらし、地域〜」をテーマに、6市町村から約180人が参加。かたくりホールの外ではフリーマーケットも行われ、各市町村の協賛団体が地域の素材を使った郷土食や伝統料理、創作料理などを販売した。

 つどいでは栄村に移住して6年目の柳静江さんが「栄村に暮らして」を演題に体験発表を行い、村での暮らしぶりを話した。柳さんはその中で「確かに雪も多く大変だが、それでも雪が好きで雪が溶けた後の春の風景も何とも言えない」「良いことを探し、話すのだが、村民にはそれが当たり前のことだったり、見慣れたものだったりで、すばらしい―という自覚がない」などと話し、最後に「都会にいた頃よりも人間らしい生活ができている。これからもずっとこの地で生きていきたい」と、締めた。

 また、栄村復興支援機構「結い」代表の相澤博文さんが「長野県北部地震被災地栄村からの報告」と題して講演を行い、地震発生から現在までの、結いの取り組みが報告された。「お手伝いに伺い、その場所に様々な芽を置いてくることで、その後に色々な実が出てくる。大事なのは理解と互助と共助の思いではないか」などと話した。
 
◆廃柱の花 - 北信濃風物詩<連載>
 朝からもう、鋭い日差しが肌を刺す暑さの中、あちこちでけなげに咲き競うアサガオの花に出会う。

「朝顔につるべとられて」の句ではないが、実に庶民的でたおやかな花である。

気まぐれに早起きしてしまった朝、ブラブラ歩きの道の傍らに、廃柱に絡み付き、天高く咲き誇る花を見上げた。

たおやかなその花の、凛とした強さを知った。
 
◆情報収集に中野市職員が - 飯山市総合防災訓練<飯山市>
 県北部を震源とする、震度6強の地震を想定して1日、東小学校周辺を会場に、平成24年度飯山市総合防災訓練が行われた。

 足立市長を本部長に、瑞穂地区区長会、飯水岳北交通安全協会瑞穂支部、飯山警察署、飯山赤十字病院、日本郵便飯山支店、岳北消防本部、市赤十字奉仕団、市消防団、そして、瑞穂地区住民ら約440人が参加した。

 会場では地震による家屋の倒壊、火災などで多数の負傷者が出ていることを想定。初期消火、避難・退避、煙中体験、緊急物資輸送、集団救急・教護、救助・救出―など訓練が行われた。ことしは県市町村災害時相互応援協定に基づいて、中野市から被災情報の収集などに当たる職員が派遣され、訓練に加わった。

 東小2階の教室から、逃げ遅れた人を救出する訓練では、ロープや搬器を使った、臨場感あふれるデモンストレーションに、小さな拍手も起きた。

 また、飯山日赤・市消防団などによる救急・救護訓練では、日赤の医師、看護師らが負傷の程度や種類、緊急性などを判断するトリアージを行い、負傷者に扮した消防団員の熱演もあって、緊張感を演出した。
 
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