TOP - 過去掲載記事 - 2012年08月11日号

8月11日号掲載記事
 
◆「日本型高原リゾート」アジアへも - 信越広域観光連携会議足立会長が知事に要請<広域>
 飯山市や北信、新潟県妙高市などで組織する「信越9市町村広域観光連携会議」の足立正則会長(飯山市長)は6日、県庁に阿部知事を訪ね、同連携会議への県の参加と、新幹線飯山駅開業に向けた広域観光振興に関して、協力を要請した。

 同連携会議はことし1月、北信広域6市町村と信濃町・飯綱町、新潟県妙高市の信越9市町村が参加して設立された。北陸新幹線の金沢までの開業を視野に、広域観光圏としての信越エリアブランド化、誘客宣伝など事業と取り組む。

 足立会長は「町村だけでは限界がある。県や民間組織に入っていただいて、活動を活性化したい。飯山駅は北陸からの玄関口になる。飯山駅を核として、新幹線効果が県内に広がっていけばいい」と話し、阿部知事に連携会議への県の参加、広域観光振興への協力を要請した。

 これに対して阿部知事は「広域観光振興にがんばって取り組んでいただいている。新幹線に関わる環境整備と、栄村の復興を北信の最重要課題として、地方事務所長に指示している。広域観光振興は県にとっても大きな課題であり、一緒にやらせていただきたい」と、述べた。

 同日の要請の席には野池明登県観光部長も同席、「広域観光振興は1番大事な課題。全面的に応援させていただきたい」と、話した。

 その後の懇談の中で足立会長は「新たな価値をもった地域に変えていく必要があり、県のご指導をお願いしたい。アジアに目を向けてもスキーができる山岳高原リゾートはない。日本型高原リゾートとして整備する必要がある」と、夢を披瀝。

 阿部知事は「新幹線を活かすために、地域ごと変えていく必要がある。同じベクトルで広域圏の認識を深めたい。県の自然を活かした広域観光の振興に、具体策を検討したい」と、述べた。

 同連携会議では国・県レベルの官組織に加えて、民間組織・団体にも連携を呼びかけ、これまでに商工・農業・観光・交通・メディアなどを中心に、約60団体に参加、協力を要請、あるいは要請することにしている。
 そして、今月24日に中野市で拡大組織の総会を開き、飯山駅からの2次交通の検討、新幹線駅観光案内所の機能構築―などを具体化させる。
 
◆操業反対の意思変わらず - 飯山堆肥センター問題で住民説明会<飯山市>
 木島地区はもちろん、飯山市区長総会でも操業再開反対の決議がされる中でことし4月、渠ム山堆肥センターが提出した「産業廃棄物処分業更新許可申請」を、県が受理したことを受けて、木島振興委員会が県と同センターに要請していた住民説明会が3日夜、木島活性化センターで開かれた。
木島振興委員会(遠山隆司会長)などが主催し、住民約120人が参加した。

 説明会では最初に県環境部廃棄物対策課職員が、飯山堆肥センター問題の経過、現況、試験運転結果の概要などについて報告。同社からの更新許可申請の審査では、操業で周辺の生活環境に支障をきたすことがないよう、許可基準への適合性や施設の構造などについて審査している―と、説明した。

 許可条件の検討では「臭気に係る基準」として、堆肥センター敷地境界で臭気指数10以上の数値が確認されているものの、臭気の排出源が特定できないため、現状では許可条件として、敷地境界における臭気を規制することが困難で、臭突からの臭気について規制する方向で調整しているという。

 堆肥の品質に係る基準では、20日間の発酵期間終了後に、一定の品質基準を満たしていることは確認できたが、さらなる品質向上と安定化を図るため、処理開始から製品出荷までの期間を、50日以上とすることで調整中―と説明した。

 県では、必要書類の整備後、許可基準に適合していると判断される場合、臭気・堆肥の品質に係る基準を許可条件として、更新を許可すること、操業を再開した場合は、施設稼動に伴う臭気の発生、堆肥製造に対する監視指導を行い、違反行為が確認された場合は、厳格に対処していく考えを明らかにした。

 渠ム山堆肥センターの荒木泰蔵社長は、臭気対策、堆肥原材料のマニュアル策定、品質の高い肥料製造―などに関して説明。今後施設見学会などを通して、臭気対策などを中心に、地元に説明できる体制を整える考えを示した。

 この後の質疑応答では、住民から以前の操業期間にあった山枯れの原因を質す声や、試験運転への不信、臭気対策への疑問、受け入れ堆肥原材料や製造堆肥製品の販売に関する質問などが出された。

 また、更新許可条件に地元の合意、排水対策を加えること―など意見があり、最後に遠山振興委員会長は意見集約する中で、「操業反対の意思は変わっていない」と、住民の思いを改めて伝えた。
 
◆蝉時雨 - 北信濃風物詩<連載>
 「蝉時雨」という美しい言葉がある。

猛暑にうだる日、実際には暑苦しくて風情など感じないが、わずかな命を惜しむように鳴き競う蝉たちの合唱は、哀しくもある。

 蝉たちが鳴き始めた。

これまでの猛暑を前座として、夏本番と思っていたら、暦のうえでは「立秋」。

季節の移ろいのあまりの早さに、ついて行けない。
 
◆家に村にユキツバキ挿し木 - 北信州みどりの少年団交流集会<野沢温泉村>
 北信州みどりの少年団交流集会は3日、野沢温泉村スキー博物館前広場で行われ、北信地方事務所管内のみどりの少年団11団、約220人が参加、日頃の活動成果の発表や、みどりに触れ合う体験活動を行った。

 北信地域で活動している「みどりの少年団」が一堂に会し、森林・林業及び自然に関わる学習、実践活動をともに行い、相互連携を深める目的で、毎年行われているもの。

 開会式で北信地方事務所の召田哲夫林務課長は「きょうは交流する中で多くの仲間をつくって、自然とふれあい、森林のもつ役割・機能を学んでほしい」と、あいさつした。

 活動発表では、中野市延徳小学校、飯山市木島小学校、野沢温泉村野沢温泉小学校、栄村栄小学校が今年度の活動をレポート。ナメコ、シイタケの駒打ち体験や学校の緑化活動の様子が紹介され「学校を花や緑でいっぱいにして、来校した人に喜んでもらいたい」などの目標も聞かれた。

 その後の体験活動では、ユキツバキの挿し木体験学習とスキー場内を、森林に関するクイズを解きながら1周するクイズラリーが行われた。挿し木体験では、挿し木の鉢を1人7個作った。2個はそれぞれ家庭に持ち帰り、残りの5個は野沢温泉村内の植栽活動に使われるという。
 
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