TOP - 過去掲載記事 - 2012年07月07日号

7月7日号掲載記事
 
◆山形・長井市と大規模災害時応援協定 - 魚津・山梨に続き多雪地とも<飯山市>
 飯山市と山形県長井市は先月29日、長井市内で「大規模災害等発生時における長井市・飯山市相互応援協定」を締結した。

 飯山市では富山県魚津市、山梨県山梨市に続く3番目の大規模災害時相互応援協定で、足立市長は、海岸部の魚津市、首都圏にも近い田園地帯の山梨市に加えて今回、同じ雪国で地形や人口規模などが似ていて、著名な河川を活用したフットパス(歩くことを楽しむ小道)で交流のある長井市と協定し、大規模災害時の相互応援体制を強化したい―との考えを示していた。

 同日は飯山市から足立市長、久保田幸治議長、長井市からは内谷重治市長らが出席、協定書に調印を交わした。

 協定はいずれかの市で大規模災害が発生し、被災市だけでは十分な応急措置ができない場合、相互友愛精神に基づき、応援協力を行うのが主旨。

 具体的な応援事項として▽食糧・飲料水及び生活必需品並びにその供給に必要な資機材の提供▽救援及び救助活動に必要な車両などの提供▽被災者及び避難者の救出、医療、防疫または施設の応急復旧などに必要な資機材及び物資の提供▽被害者などを一時的に受け入れるための施設の提供▽救助及び応急復旧に必要な職員の派遣▽その他被災市から要請があった事項―。

 応援経費については、職員の派遣に要した経費の支弁は応援市が、救援物資の調達その他応援に要した経費は被災市が負担する。

 大規模災害時応援協定を結んだ長井市は、標高1300〜1500b級の山と、出羽丘陵に囲まれた盆地にある多雪地。盆地東端を最上川が流れている。人口は2万9473人(飯山市2万3545人)で、平成22年度普通会計決算(歳入)は約130億円(飯山市約146億円)。

 置賜さくら回廊、あやめ公園、黒獅子まつり、長井紬―などが知られている。

 足立市長は自然や立地条件の異なる市に加えて、今回は共通する条件下の長井市を協定相手に選んだことを明らかにした記者会見で、さらに首都圏の郊外市も視野に入れていることを示唆している。
 
◆花と緑の愛護に功績 - 五荷婦人会「緑の功労賞」受賞<飯山市>
 花壇づくりや花の植栽、花イベントの主催や参加などを通して、美しく、潤いのある地域づくりと取り組んでいる飯山市太田の五荷婦人会(とうど衆・水野さおり代表・会員25人)がこのほど、国土交通省の「みどりの愛護功労者国土交通大臣表彰」(みどりの功労賞)を受賞、先月27日、報告・祝賀会が行われた。

 同婦人会は20年以上の歴史がある組織だが、地区活性化委員会の発足を機に、地区の入り口などに花壇を造成、花の植栽や花イベントの主催・参加、宿根草の株分けなどを通して地域の美化、観光客などに対する「おもてなしの心」の醸成―などに貢献している。

 「みどりの功労賞」は、花と緑の愛護に顕著な功績のあった民間団体に贈られる大賞。同婦人会は緑化推進の模範として顕彰された。

 6月2日に授与された賞には、前田武志前国土交通相の名前があり、混乱する政界を垣間見る余談も。
 同会では27日、届いた賞状を会員に報告、これを囲んで祝賀会を開き、地域に根ざした活動に、決意を新たにした。
 
◆花のころ - 北信濃風物詩<連載>
 草木の生い茂る参道を、所によっては足の踏み場を探し、草花を掻き分けるように登る。

七変化の花たちの、1週間前とは見違えるほどの成長に、感じ入った。

石仏が花たちに覆われながら静寂の内にたたずみ、迎えてくれた。

花見客の話し声が近づく。静寂はそれさえ包み込み、石仏の笑みも変わらない。

そろそろ見ごろですよ。
 
◆「ブナの里山」誇りに - 飯山北高・自然観察フィールドワーク<飯山市>
 飯山北高の1年生を対象に先月25・29日、なべくら高原・森の家周辺で自然観察フィールドワークが行われた。

 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校となって3年目となる同校だが、そのSSH事業の目玉の一つでもある取り組み。

 生徒はブナ林調査、野鳥調査、水生昆虫調査、地質調査の各グループに分かれ、信州大学の井田秀行准教授・元教育指導主事の清水岩夫さん、森の家スタッフや市民インストラクターを講師に、調査を行った。

 野鳥調査のグループでは、長野市の日本野鳥の会メンバーが講師となり、森に入る前に支部長の小柳守男さんが保護しているフクロウを生徒たちに紹介すると、その愛嬌あふれる仕草に、生徒たちは夢中になって写真を撮っていた。

 ブナ林調査のグループでは森の家周辺を歩き、かつて地域住民の暮らしの中に組み込まれていた、他地域では余り例のない「ブナの里山」が、どのように活用されていたのか―など、講師から説明を受けた。集落のすぐ裏にブナ林があることの珍しさ、炭を焼いたり、伐採した後の空いたスペースには、杉を植えて将来に備えたこと―などを学んだ。

 井田さんは「地元の人にとっては当たり前にあるものだから、すばらしさに気づかないこともあるが、こういった環境は自慢できること。皆さんも誇るべきものとして、覚えていてほしい」などと話した。

 調査を終えた生徒たちは、森の家で調査データのまとめ作業を行い、グループ討議などして最後に全体発表を行った。この活動では今後、報告書をまとめたり、ゼミ形式で科学について学ぶほか、秋には関東方面へのサイエンスツアーなどが行われ、探究科生については2年次の分野別ゼミや、課題研究へと発展させていくという。
 
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