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6月2日号掲載記事
 
◆温泉・水利用の多目的広場「温泉パーク」 - 野沢温泉観光振興審議会<野沢温泉村>
 野沢温泉村の野沢温泉観光振興審議会(森行成会長)は先月22日、23回目の会議を開き、富井村長に「アリーナプール棟跡地利用に関する答申書」を手渡した。アリーナプール棟は柱の腐食から、構造上の危険がある―とし、平成20年に解体し更地化した。村は柱の腐食は工法上の欠陥によるもの―として、現在損害賠償訴訟で係争している。

 更地化した跡地利用に関して村では平成21年12月、温泉健康館などと一括で観光振興審議会に諮問。審議会では昨年8月に第1次(イメージ)、今回、本(最終)答申する2段階方式をとった。

 今回最終答申の要旨は「温泉を利用した、巨大な露天風呂や多目的な露天プール。滝や噴水施設を設けた水施設イメージの多目的広場『温泉パーク』(仮称)を造成されたい」―。

 答申ではその理由・方向性として、「日本型(和)のリゾート」づくり、北陸新幹線飯山駅開業―を視野に「真夏の酷暑には子どもたちの歓声が聞こえる憩いの場として、冬場にはソリ遊びやかまくら、イベント広場としても利用できるように幅をもたせる。また、温泉施設は通年の遊び場として、健康づくりの場として、よりアクティブ(行動的)な温泉の楽しみ方を提供できる」―としている。

 施設の配置については▽温泉利用施設(巨大露天風呂・露天プール=高齢化社会に対応した健康づくりのプログラム作成=)▽水利用施設(大人も子どもも遊べる、滝が落ちる大きな池。噴水のあるジャブジャブ池など)▽屋上レストランの開設▽芝生や草花、木陰を楽しめるような、公園的な趣を演出する多目的広場―などを提案。

 答申では「かつての巨大施設の失敗に学び、村の力量にあった、身の丈の施設としたい。国の制度を利用するなど、村の将来負担を軽減すること」と、付記している。

 村では今年度、実施設計を行い、新年度から建設工事に着手することにしている。
 
◆静間新駅の可能性調査など - 一般会計6月補正案<飯山市>
 飯山市の足立市長は28日、定例記者会見に臨み、6月議会に提案する平成24年度一般会計補正予算案などの概要を明らかにした。

 一般会計予算の6月補正は約7700万円。県道飯山斑尾新井線の地滑りによる不通で、コミュニティーバスを旧豊田村回りで運行するとともに、分道までの便を暫定運行する事業、JR飯山線飯山〜蓮間に新駅を開設する可能性調査―の公共交通運行事業に約630万円を予算化する。

 新駅の可能性を探る調査は、乗降客数の予測、駅建設に係る事業費試算など。

 このほか、新エネルギー活用調査事業で、小水力発電機の制作及び活用基礎調査を委託(100万円)する。

 足立市長はまた、今冬の豪雪で農地を中心に約30カ所で融雪災害が発生、復旧費約1200万円を専決補正したこと、山形県長井市と防災協定を結ぶことで合意したこと、エリア設定に反対意見がある都市計画区域の変更案に関して、どうすることが望ましいか、県と検討すること―など明らかにした。
 
◆鏡 田 - 北信濃風物詩<連載>
 飯山盆地は今、田植えの盛りを迎えている。

水田の基盤整備が進み、大型農業機械が走り回る。

手植えといえば、体験イベントぐらいのもの。

中学時代の職業家庭科で、泥まみれになった記憶が蘇る。

 山の中腹から一望できる水田地帯は水が張られて、まさに鏡田。

やがて早苗田から青田になるころ、北信濃路は夏盛りとなる。

季節は小満から芒種へ。
 
◆違いを体験で学んで - ルクセンブルクの子どもが学習交流<木島平村>
 平成14年から始まった、木島平村とヨーロッパ・ルクセンブルク大公国ディーキルシュ(ディーキルヒとも)市中等学校との交流で先月26日から、市中等学校の生徒・先生一行11人が木島平村を訪れ、様々な体験学習・交流活動を行った。

 27日、午前中に田植え体験した一行は、その後ホストファミリーとの交流を深め、夕方からの歓迎会に出席。歓迎会にはルクセンブルク大使館のマルティン・コマー公使参事官も出席した。

 歓迎会で芳川修二村長は「ことしはディーキルシュの皆さんが来たことで、皆さんとのつながり、『絆』とも表現するものが、交流を通してさらに広がっていくことになった。皆さんの住んでいるヨーロッパとは、自然や文化が随分違うとは思うが、こうした違いを体験として学ぶことは、それぞれの成長にとって、大きな意義のあることだと思う」とあいさつ。一行はホストファミリーを中心とした村民らと親睦を深めた。

 翌28日は村内の見学を行い、最初に中島地区の水穂神社で算額を見学。大角六七人宮司から神社の歴史や算額の説明を受け、木島平中学校生徒が演じた巫女の舞いをしきりに写真を撮る姿が見られた。神社ではまた、宮司から絵馬が渡され、中等学校の生徒らは説明を聞きながら、1つは裏に願いごとを書き、神社に奉納、もう1つはお土産としてお守りと一緒に持ち帰った。

 ディーキルシュの一行は、その後も木島平村の小・中学校で交流授業を行い、県内の見学をして、31日に帰国の途に着いた。
 
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